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胡蝶をどり日記

2011年1月の日記

1月30日 海老姫完成

2011年1月31日

昨日はお昼に台湾より帰国。浅草にとって帰して直ぐに着物に。

常稽古。もはや蝶香さんは[華の宴]のお稽古を扇の代稽古で浚い終わっていました。すぐに秀さんのこの夏の久喜清流会のお弟子さんの演目[東京だよおっ母さん]を振り付け。夕方までびっしりとお稽古。

胡蝶が来月特別出演[演劇グラフ取材]させて頂く[大川良太郎]さんの舞台を木馬館へ拝見に。さすが大人気の花形劇団、夜の部も大入り満員。来月の2月21日[月曜日]十条の篠原演芸場での共演をお楽しみに。

今日は朝から[海老姫]の鬘、その他の衣裳の付属やら幕やらの縫製。

午後に完成。良き処へ浅草聖子姐さん、胡蝶リクエストのモスバーガーのお持たせを持って登場。

 海老姫聖子.JPG

早速の試着。

如何です、お洋服でもこの映り方。さぞやさぞや衣裳を付けての姿はバッチリかと…

紅白の道成寺の即席幕の前でのひとコマ!勝手に写真を掲載してしまってスンマセン!

どうにかこうにか聖子姐さんにも気に行っていただけて一安心。ホッ…。

夜は、和楽の会以来一週間もの間風邪をひいていたチャマ太郎がようやく復帰のきざし。近所のふぐ屋さん[三角]で快気[怪奇]祝い?

 江戸の河豚.JPG

江戸料理らしい[酢の物]は胡蝶の大好物。そこでやはり熱々の[ひれ酒]で久々?の乾杯。

胡蝶は、手を入れ過ぎない、ざっくりとした江戸料理がシンプルで大好きです。

京懐石とは違った世界感ですね。

ひれ酒とてっちり.JPG

葱が一切入っていない、白菜と春菊、お豆腐のみの[てっちり]が江戸下町のこだわりを感じるでしょ!

何と明日は、今年初の温泉へ。やっと和楽の会も終わり、一息。雪の山中温泉に行って参りまする。 

1月28日 台湾最終便

2011年1月29日

台北松山空港、夜の9時に到着。日本と打って変わって17度という、胡蝶の好きな気温。

少々の肌寒さに湿気が加わり、乾燥しきった日本の真冬とは異なった亜熱帯の冬季。

空港到着早々に千鶴流宗家、千鶴美扇と御主人の簡さんが出迎えて下さいました。胡蝶の大好きな台湾料理の店[好記(ハウチー)]に直行。

 台湾料理ハウチー

ご覧の通りのカラスミ、フカヒレの海鮮スープ、海老、山芋の千切り等々。無駄の無い酒のあての数々。

まずは紹興酒で乾杯。深夜の全身マッサージで新年からの無休の疲れを取りに行きました。

今日は午前中から、四月の劉さん[千鶴流分家家元]の発表会に向けての御稽古を拝見。

陳さん始め幹部の[下田情話]や春扇家元の[魅せられて]をはじめ、キーさん、シューさんの[車屋さん]といった演目。本当に熱心です。鬘の打ち合わせ、採寸もさせて頂きました。

お昼は千鶴流の皆さんと[フカヒレ]を頂きました。

夕食は美扇夫妻と、日本の銀座、赤坂にも店舗のある鉄板焼の[新濱(ニューハマ)]へ。

 車エビ鉄板焼き

車海老や白身魚の鉄板焼きから牛ヒレの味付けは日本と変わらぬ一流のもの。

 ニュー濱.JPG

帰りは腹ごなしに美扇と徒歩で巨大スパーに。

以前にもお知らせした、日本では発売されていない[フイリップス]製の強力スチームアイロンを、着付けの森崎さんに頼まれて購入してきました。このアイロンで衣裳を仕込むと、他の製品ではパワー不足で物足りませんよ!

明日は朝に台北を発って、乾燥注意報の続く日本へ帰国します。お昼から夜中まで常稽古です。 

1月27日 海老姫様

2011年1月27日

ようやく来月の節分のお座敷で浅草芸者の聖子姐さんが着用する[海老姫様]のかつらの原型が完成。

 海老姫鬘.JPG

これに飾りを付けて、表面を美しく仕上げれば完成です。今をときめく?灰皿王子のネタで今年の節分の余興の海老姫様登場。節分に花柳界では、仮装や奇抜な衣装を付けてお座敷で余興を御披露する[お化け]という習わしがあります。京都の祇園はもとより、東京も新橋、浅草も競って盛り上がるという楽しいお祭りです。これを被った聖子姐さんの艶姿、楽しみです。

 DSCF1035.JPG

胡蝶のお部屋のベランダからスカイツリーが海老越に見えて、海老姫様も嬉しそうです。

これから台湾行きの支度をして、千鶴流で使用する[若衆]の鬘を持って出発。明後日の午前中には帰国。午後から常稽古です。行ってきま~すっ! 

1月26日 一見劇団二日目

2011年1月26日

今日のお芝居[生か死か]…、何ともお馬鹿なドタバタ喜劇で大ウケ。座長の[一見好太郎]の女形の女大家さんと胡蝶がその娘という設定。

生か死か.JPG

打ち合わせをはずれて、アドリブもどんどんエスカレート。凄まじい展開になりました。

未成年には見せられないお芝居に仕上がってしまいました。

 舞台袖.JPG

上手の袖から舞踊ショーの舞台を拝見。

昨日に引き続き[大入り満員]で凄い盛り上がりでした。

胡蝶は[ある女の唄]と[埋み火~命くれない]を踊らせて頂きました。

そして今日の連れ舞いは、花形、古都乃竜也さんとの[お島千太郎]

お島千太郎.JPG

元々お島は、千太郎より年上の役柄。ぴったりでしょ!旅姿は手甲をつけて独特の雰囲気です。ほのぼのとした雰囲気で楽しく踊らせて頂きました。

 一見好太郎座長.JPG

劇場前で座長との送り出し。お客様も皆さん笑顔で家路におつきになりました。

明日からは台湾です。今夜は徹夜で聖子姐さんの[海老姫]の鬘仕上げます。

 

  

1月25日 一見劇団一日目

2011年1月26日

十条の篠原演芸場は、大衆演劇の東京の総本山、浅草木馬館の経営者、篠原社長の自前の劇場です。この篠原演芸場は、梅沢富美男さんはじめ大勢のスターを輩出してきました。胡蝶もこの篠原演芸場へは二度目の出演となります。

 大道具前竜也

芝居の開演前に大道具の前で写した一枚。劇団の花形、古都乃竜也さんです。

今日の芝居は[浅草三兄弟]という泥棒の演し物。胡蝶は呉服屋の女将さんの役です。

舞踊ショーの方は、[雪幻花(ゆきのはな)]とひばりさんの[さんさ恋しぐれ]そして座長の相手役で[さすらい列島]を躍らせて頂きました。

 さすらい出番前.JPG

この演目は宗山流ではおもに蝶ノ介と要が舞台で勤めているものです。

品川あたりの女郎と、板前の駆け落ちといった設定です。

 さすらい列島

幕切れに女の脱ぎ捨てられた片方の草履を男が帯に挟んでおいたものを、花道で女に履かせるという演出。これが色っぽいんです。二人は夜の川沿いを手に手を取って走り去ります…。といった具合。

明日の演目は[長屋]物の爆笑喜劇。舞踊は花形との[お島千太郎]です。是非応援に来て下さいね! 

1月24日 黒髪の梅川

2011年1月25日

今日は、午前中から衣裳部の整理と、篠原劇場用の芝居の衣裳準備。

午後から振替え稽古で葵さんと翔さん。もはや五月の宗山會に向けて特訓です。

昨日の[梅川]の件。何が特殊って、銀のビラ簪と髷の笄だけの質素な飾りに意味があるんです。梅川は廓を抜け出し追われる身。生活費にも事欠いて、あちこちで櫛笄を売っては食繋いで、ようやく恋する忠兵衛の生れ在所の新口村までたどり着く…、といった風情。

黒髪の梅川.JPG

あまり上級の遊女では無かったとされている梅川の哀れが、簪のささっていない黒髪に象徴されて、いっそう悲しみを誘いますね。

お梅風雪

出番前の要と要の一番弟子、胡要の姿です。要は[お梅]の衣裳、赤大名という決まりの縞の着付け。良いですねー、胡蝶もこの衣裳大好き。胡要さんの扮装は[風雪流れ旅]の紬の切り継ぎ(違う布をはぎ合わせたもの)の衣裳。やはり胡蝶が[風雪流れ旅]を初演したときのものです。良く似に合ってます。

 雪の山中扇.JPG

[雪の山中]出番前の扇。ペットボトル片手に余裕の表情はさすが…、黒地の雪持ちの衣裳に洗い髪が艶っぽいですね。

音響デスク

音響も担当の桃殿。音響ブース前で颯爽たる立ち役の袴姿が板に付いてます。[望郷じょんから]の出番後です。みんな交代で、音響、アナウス、進行をしつつ、着替えと出番をやり繰りしてます。凄いです。

和楽の会、こんな感じでした。やれやれ…

夜は、浅草聖子姐さんが、節分のアトラクションの衣裳を引き取りに来ました。[海老姫]様の鬘も確認。もう少しで完成です。艶姿の報告をお楽しみに!

明日はいよいよ十条の篠原劇場。二日間人見劇団さんと楽しい舞台を繰り広げます。初日の芝居は[浅草三兄弟]という演目。花形との連れ舞いも御期待下さい。二日目は大爆笑喜劇に座長との秘密の道行きを御披露しちゃいますよ。二日間とも全演目入れ替えで必見の舞台です。お楽しみに! 

1月23日 第8回和楽の会

2011年1月23日

昨日のリハーサルに引き続き、今日は和楽の会本番でした。

冬場れの晴天に恵まれて、寒いながらも快適な一日でした。

朝8時半に浅草を車で出発。9時楽屋入りとともに開戦。胡蝶は舞踊の部の幕開きなので、とりあえず白塗り。厚塗り。そして着付け。

 黒芸者着付け

黒の芸者の着付けをしている処です。鬘を付けていないので珍妙な風景でしょっ!

後ろの着付けさん[森崎紫水師]が、柳を〆ています。胡蝶は帯揚げを結んでいます。前後の共同作業です。

今日の幕開きは、御正月らしく[千代に舞う]を黒の芸者姿。髪には[稲穂]が飾ってあります。良い風情でしょ?

 稲穂黒芸者

兎にも角にも、和楽の会の出演者一同、皆さん張りきって下さって熱のこもった演目の数々。温かい拍手に見守られて何とか無事に幕を下ろさせて頂きました。

 梅川.JPG

後半最後の特別演目[胡蝶演歌舞踊の世界]では、幕開きに[梅川]を踊らせて頂きました。

何度演らせて頂いても難しい演目です。まだまだ、浪花新町の遊女梅川…の風情には手が届きません。

胡蝶の梅川の衣裳は、普通の歌舞伎の衣裳の黒の紋付きでは無く、[糊こぼし]と云って、細かい雪が散っているような意匠にして誂えてあります。ちょっと色っぽいでしょ!被った手拭いの口にくわえる、ちよっとした塩梅がすごく微妙で難しいんです。沢山くわえると[犬]が雑巾を咥えているようで凄いんです。こういうちよっとした仕草が[梅川]に見えるか[犬]になってしまうかの分かれ目なんです。

 思案梅川.JPG

ちなみにこの遊女の手拭被りを[府着流し]と云います。これに関しては語り出しますと、何万年も掛りますので、いずれ[胡蝶の和もの部屋]で特集いたしましょう。 次回は手拭を被っていない、梅川独特の時代潰し島田を御覧に入れます。おやすみなさいませ。ズー、ズーッ、

1月21日 [新・東京音頭]の振り付け

2011年1月22日

今日は早朝から、浅草の聖子姐さんの節分の余興で使用する[海老姫]様の鬘造りの仕上げ。こちらも例の張り子で製作。聖子ちゃんの頭の型を取って造っています。仕上がりましたら御披露致しましょうね。

午後からは衣裳部で要と最終的な和楽の会の衣裳の打ち合わせ、仕込み。

夕方からは、今年、東京中日新聞社の企画で日本クラウンレコードから発売になる[新・東京音頭]の振り付けのコマ撮り撮影。

よくカセットやCDを買うと歌詞カードに踊りの振り付けが写真入りで載ってますでしょ。アレです。

撮影は扇嬢。和楽の会の鬘の飾り付けに来ていた床山の木下師を横目に撮影開始。

結構難しかったですよ。

新東京音頭縦 (22).JPG

こんな感じです。何だか滑稽でしょ。本人相当真剣です…。

 

今日は、地味~いな[最近何時も地味]濃紺の塩沢に博多献上。

新東京音頭の日.JPG

早速データーを部屋に持ち帰り、編集。振付の説明文の原稿造。極寒の帰宅。待っていたのは熱燗ではなく

写真の番号と照らし合わせつつ解説を懇切丁寧にするという厄介物。

途中休憩で[しん吉]に熱燗小々。紹興酒ほんの小々。

すぐに改心して部屋に立ち返り、続きの原稿執筆。

よ~やく只今、午前2時に完成。唄は北川大介。良い声ですよ~っ。

明日は[あと5時間]早朝から草加に出発。和楽の会のリハーサルです。

温かい湯船に浸かってから一寝入り致しますル。

  

1月20日 張り子の大盃

2011年1月21日

先日稽古場から持ち帰った菅笠。自宅にて格闘の末、張り子の刑。

張り子の前身.JPG

さんざん舞台、お稽古で活躍した菅笠。見れば見る程、大杯の角度。

厚紙で土台を組んで、和紙を幾重にも張り重ねて下地造り。乾燥させては張って行きますから結構時間が掛るんです。我が家の湯殿[ユニットバス]を乾燥機にして、ガンガンと乾かしては張りの繰り返し。

 張り子 (1).JPG

土台が出来たら、赤い和紙を張って行きます。

ようやく今朝方、午前4時に完成。結構笑えるド迫力に我ながら爆笑。

赤い大きな盃を持って稽古場へ。その姿の目立つ事ったら…、昼日中から何者?状態。

早速今週末に和楽の会で初使用の藍さんに御披露。泉、蝶香さんもビックリ感動。『あの菅笠がこんなに…、』

びっくり杯.JPG

皆さん、地球外生物の抜け殻にでも出会ったようなはしゃぎ…?様です。

化けましたてしょ!まずは皆様、今週末の草加アコスホール、和楽の会の[酔って候]で、実物をご覧あれ!

  

1月18日 営業舞台・川越

2011年1月18日

[営業]とは、日頃の本流の舞踊舞台、主催公演ではない[お呼ばれ仕事]の舞台出演を指して云います。

今日は川越プリンスホテルで、埼玉信用金庫さんの顧客様の新年会。

不景気なんかどこ吹く風… といった顔ぶれにビックリ。

巨大会場を埋め尽くす、490人のお客様。信用金庫の各支店の顧客様と云う事は、預金高の上位の方々の新年会。何と[徳光和夫]さんの講演セミナーに引き続き、宴会、胡蝶のショー。

 出番前

出番前に控室で写した一枚です。今年初の白塗り。

今日のメンバーは要、扇との三人娘?

会場は異様な熱気。とうです、この会場。

 新年会会場回り

490人の凄さが少し伝わるでしょ?

御挨拶をしながら客席を回り記念撮影。大きな胡蝶に比べて、華奢な要、扇は大モテ!皆さん喜んで下さいましたよ。

 記念ショット

何と番頭兼、運転手をしてくれたチャマも何故か記念写真。

浅草に戻って夜中からまた和楽の会の衣裳仕込みダッ…。 

1月17日 打ち合わせ、振り付け

2011年1月18日

寒い日が続いていますね。今日は午前中に草加のアコスホールを目指して出発。

今週末に控えた第8回和楽の会の会場打ち合わせです。

[和楽の会]は、元々、秋元総合学院という着付けを中心とした[着付け舞、仕立て、組紐、茶道等]の学院です。そこに宗山流越谷教室として舞踊が本格的に加わり、学院長として活躍していた秋元美代子[宗山流師範、宗山流藍]が八年前から[和楽の会]として改めて発足しました。舞踊指導として宗山流要が担当しています。

舞台の進行と照明の打ち合わせは綿密に…。今回はどんな仕上がりになりますやら。

打ち合わせ後、急ぎ浅草に引き返し若扇会の記念演目の群舞を振り付けさせて頂きました。

若扇美和徳家元はじめ、師範のお弟子さんもお越し頂き[華の宴]を元禄の華やかな演目として振りつけさせて頂きました。4月末の若扇会をお楽しみに。

 珍道中

大盃として加工するため菅笠と小道具を持って帰宅する処。

これは[道中物]のお稽古風景では御座りません!れっきとした普段着。

こんな恰好で本当に稽古場から家まで帰るんですよ。

道行く人も、振り返らぬ人は御座りませぬ。 

1月16日 針治療・下浚い

2011年1月17日

昨年末から痛めていた背中の痛みが酷くなったので、午後から針の治療に往診に来て頂きました。

この処、舞台の支度が幾つも重なり、忙しさがピークに達していた為、腰と背中に負担が掛りすぎたのでしょう。

稽古場では日曜日にも関わらず、和楽の会の音響の製作、打ち合わせを扇が、個人稽古を要がつけています。

夕方からはいよいよ[下浚い]、本番用の小道具など使用しての最終調整です。

和楽の会下ざらい.JPG

藍先生、胡要さんはじめ、越谷教室の皆さんも今週が追い込みです。良い緊張は寒さを忘れさせてくれますよ! 

明日からは、会場打ち合わせ、若扇会振り付け、川越プリンスホテルでの営業。そして月末締切の[新東京音頭]の振り付け撮影、常稽古に台湾千鶴流への鬘の引き渡し。そして二日間の篠原演芸場への出演。そしてこれに平行して行われているのが[音響製作][衣裳仕込み][かつら仕込み][杉並清流会の制作]…、いよいよ戦の始まりです。腰に針を打って頑張ります。 

1月15日 初場所見物

2011年1月16日

初場所殿と

今日七日目の両国国技館、初場所を観戦。蝶吉ママ、タイガー夫妻(宗山流のとても昔からの御贔屓さん)と佐野の殿(銀座つづれ屋会長)と辻のお父さんと御一緒しました。[ゴメンナサイ、いつも相撲観戦は着物で伺うのですが、今日は洋服でした。]

 DSCF4140.JPG

中入り、幕の内の土俵入りはいつ見ても圧巻です。

今日は向こう正面の桟敷でしたから、テレビで放映されている方向と真逆。行事さんを背中から見る位置で、かえって臨場感がありました。なんだかんだ云われても、流石の[満員御礼]の垂れ幕。

 横綱.JPG

今日も横綱白鵬の圧勝。懸賞も堂々の32本。立派です。

ただ、日本の国技に日本人力士が少な過ぎ。モンゴル相撲ですよ、これは。

相撲の外国人化と舞踊の高齢化には歯止めがかけられそうにも御座りンせぬ 。

1月13日 後見の修行

2011年1月14日

今日の常稽古では、来週末の和楽の会の仕上げに取り組む方が沢山いました。

 後見の稽古

写真は、和楽の会会主の宗山流藍。花魁の演目で裲襠(うちかけ)を捌くお稽古です。真剣に見つめる[後見(こうけん)]のチャマ、キッカケを教える扇の二人。後見とは、舞台上で演者の様々な小道具の受け渡しや、衣裳の着脱等を手助けする役割です。これには二種類あります。まず[後見]は紋付袴姿で顔を出して舞台上に現れます。

これに対して、[黒子]と云われる、黒装束に顔を隠して作業する形式があります。仕事内容はどちらも同じですが、演目の上演形式によっていずれかに決めます。[黒子]は比較的古典的な、[時代がかった]演目に多く見られますね。

どちらも舞台の約束事で、見えてはいるが無い者とする。という存在です。

 扇渡し

[良い間]で小道具を渡したり、衣裳を引き抜いたりと、ある時は演者以上に気を配ります。もちろん振り付けやキッカケは演者と同じだけ記憶しておかなければなりません。お稽古から参加します。

巧く出来て当たり前、失敗したら後見のせい…、割の合わない仕事です。胡蝶もさんざんしごかれましたよ。後見が出来て一人前と云われて来ましたから。

この緊張が修行です。寒~いお稽古場で、熱~いチャマ緊張の巻。 

1月13日 若扇流30回記念打ち合わせ

2011年1月13日

今日は[差し稽古]で[連獅子]を浚いました。

[差し稽古(さしげいこ)]とは通常の[常稽古]とは別に、本来の稽古日以外に個人的にお稽古する事を指して云います。冷え切った稽古場での連獅子のお稽古は独特の時間が流れます。胡蝶も連獅子のお稽古は、子供の頃に藤間流で教えを頂いて以来の事ですので、初心に帰って挑んでいます。

その後、夕方から若扇流家元、若扇美和徳先生と、今年三十周年を迎える記念舞踊会の企画演目の打ち合わせ。若扇先生とは十五年来の親しいお付き合いで、宗山流も大変お世話になっている御流儀です。

今回の四月の記念舞踊会では、若扇流家元と胡蝶の素敵な演目を御覧に入れますよ!

 携帯穴.JPG

打ち合わせ後に[しん吉]で一杯。如何です、去年胡蝶の掘削したカウンターの[ホジホジ穴]

今ではすっかり、[携帯電話刺しの穴]としてこのとうり。鯉の滝登りの箔のせの携帯は胡蝶のものです。

便利に活躍しています。やはり、何をやらせても世の為、人の為の胡蝶。チャマと二人で、紹興酒、泡盛、緑茶割りをたしなんで金魚へ。[ゴールドフィッシュ]

金魚.JPG

店の名にちなんで、金魚鉢を眺めながら[ハイボール]を頂戴いたしました。

浅草の夜は更けて参りました。明日もてんこもりの常稽古。早く帰って寝ましょう。

グーグーッ、グーグーッ、!

  

1月11日 宗山流稽古始め

2011年1月11日

今日は宗山流の稽古始め。底冷えすら感じる気温の稽古場で、まさに寒稽古。

和楽の会に向けての稽古を始め、五月の宗山會に向けての稽古に取り組む人もいます。

 宗山天地金

これは今年の新年屠蘇式での門弟会への配り扇です。宗山流では、御正月と宗山會の出演記念としての扇の二本を毎回誂えます。新年はお稽古扇が多かったのですが、今年は[天地金]という扇です。

[天地金]とは、扇の地紙の上下に金泊の筋を引いて、キッパリとしたデザインの伝統的なものです。

宗山龍紋.JPG

そこに宗山流オリジナル、胡蝶好みの[龍紋]を金泊であしらい、左下には朱で宗山流の名入りの特製です。この[天地金]という扇はおもに[御祝儀舞]等、格調高い演目に用いるものです。骨も白竹骨が格が高く、黒塗り骨のものはあまり相応しくありません。一般的に黒塗り骨の方が上等だと思われがちですが、古典の本格的祝儀舞踊や、狂言に源流をもつ演目には[白竹骨]が決まりです。

この[天地金]の扇を使用するときは、いつでも気持ちが引き締まります。

夜の最後の稽古は遊さんの立ち役演目[男の酒場]でした。

 男の酒場.JPG

手拭を握りしめて空を見上げる…、といった振りです。胡蝶も久々の常稽古で体が驚いていました。

※速報です!今月の25日〔火〕26日〔水〕は大衆演劇の人気劇団[一見劇団]さんに特別出演させて頂きます。二日とも夜の部のみで、お芝居、舞踊ショーとも日替わりで上演。十条の[篠原劇場]です。是非是非お見逃しの無いように、御誘い合わせのうえ応援にいらっしゃって下さいませね。混雑が予想されますので、直接劇場に予約を入れて下さいね。 

1月9日 20回清流会打ち合わせ

2011年1月10日

夕方から稽古場で、三月に行われる第20回清流会、杉並会の演目打ち合わせを、杉並会実行委員の杉田さんと行いました。おかげさまで、予定を上回る、現在57曲の申し込み。あれこれと検討課題は尽きませんでした。

又、群舞演目の[花桜]のお稽古もさせて頂きました。杉田さんの熱意がひしひしと伝わってきました。

夕食は杉田さんと浅草公会堂横にある炭火焼き[蔵]にて。

 蔵八寸

お正月らしい綺麗な[先付け]と[白子豆腐]です。

こちらの炭火焼き[蔵]さん、いつも月変わりで炭火焼きのコースの内容が変わり、楽しめますよ。

あれやこれやと踊りの話は尽きません。胡蝶は大好物の[的矢牡蠣]を頂戴しながら生ビール。幸せですね。

浅草の一月は、初詣の賑わいに加えて浅草公会堂での[新春花形歌舞伎]でひと月盛り上がります。芝居帰りの人の波を見つつ、備長炭で焼きおにぎり。

 蔵焼きおにぎり.JPG

どおです、この香ばしそうな事! おっといけない、ダイエット、ダイエット…。

帰宅して、今日から始まった大河ドラマ[河~女たちの戦国]を拝見。浅井長政に嫁いだお市の件。ついつい涙。戦国の世に生きた女の姿がとてもよく描かれていて、良かったですよ。 

1月8日 新年屠蘇盃式

2011年1月 9日

宗山流では今日が事始め。吉例の新年顔寄せです。

 屠蘇式

門弟会の皆さん一人一人とお屠蘇を汲み交わし、一年の無事を祈ります。緊張のなかにも、御正月らしい笑顔に包まれて晴れやかです。

そして参加者全員で[舞初め]に[隅田川ぞめき]を踊りました。もうぎゅうぎゅうです。

 新年会写真

大宴会は観音裏の[金太桜寿司]です。宗山流門弟会に加え、大阪から駆け付けたコッシー、胡蝶の母も加わってそれはそれは賑やかなお座敷でした。想像つきますでしょ…、

しん吉二次会のサムネール画像

二次回はいつもの[しん吉]で。蝶吉さん、翔さん、蝶香さんも一緒でまたも盛り上がりました。

胡蝶も屠蘇式の紋付きからすっかり着替え、結城で気楽に宴会。と、そこへ浅草芸者聖子も乱入。いったい何時だったのか想像もつきませなんだ。 

酔ってます.JPG

1月7日 英邑流新年会

2011年1月 8日

英邑流家元、英邑秀先生は宗山流の大師範、宗山流秀として宗山流の[母]の存在です。

今日は英邑流の新年会に扇、桃と三人で上野から新幹線で15分の旅、大宮へ行って参りました。

大宮駅のホームは暦のとおり小寒の寒さ。小寒とは本格的な冬の到来を意味します。これから大寒、立春までが我慢の冬です。

柳のお飾り

会場は[木曽路]。お店に入ると正面に、柳に江戸木版のポチ袋を短冊飾りにして、南天をどっさりとあしらったもの。[ポチ袋]とはお年玉や祝儀を入れる小封筒。すべて京都の嵩山堂はし本(すうさんどう)の木版製の洒落たものでした。

 英邑流新年会

英邑流の皆さんと記念写真!

やけに大きな胡蝶。一生懸命猫背にするも、やはりガリバー状態。御愛嬌です。

皆さん今年も踊りにかける情熱一杯の新年会でした。

 胡蝶蘭と胡蝶

今日の胡蝶のいでたちは、地味~いな薄小豆色地の色留袖に黒地に刀の鍔、印籠づくしの袋帯です。

明日は宗山流門弟会の[新年屠蘇盃式]ならびに新年総会、新年大宴会です。 

1月5日 台北最後の一日

2011年1月 6日

遅めのモーニング珈琲のあと、台北でも屈指の布市場[永楽市場]に。

本当に驚くほどの布布布。圧倒されますよ。胡蝶は台北を訪れるたびにここに来て何かと布や裁縫道具など衣裳関係の品物を仕入れています。絹地も豊富で珍しい襦袢の袖を造ったりする時に重宝してます。

 台湾永楽市場.JPG

布の間から布の精胡蝶。

昼食は精進料理。全て野菜素材の食事で、肉を一切使用していないものです。ヘルシーでとっても美味しいんですよ。

ホテルで荷物を積み込んで一路台北松山空港へ。

帰りの機内では映画[武士の家計簿]を見て来たのですが、ラストに至るまでに羽田到着。

 千住博作

どうです、この素晴らしい瀧の図。羽田空港の国際線のロビーに飾られているこの絵は、日本を代表する日本画家、瀧の天才と云われる[千住博]画伯の作品。その清涼感と格調高さは本当に迫力の作品。しばし傍観。

一路浅草に。ただいま~っ!

この三日間[紹興酒]だったので、日本酒が恋しく、新年の御挨拶がてら[しん吉]へ。

やっぱり熱燗はいいですねーぇっ。要、正恵と関さん、大将[板前さん]と明けましておめでとう乾杯。と、少々台湾疲れの出た要が帰宅。そこへ浅草芸者、聖子登場。

 P1000183.jpg

もうこんな感じ…。[しん吉]の夜は更けてゆきました。 

1月4日 復活

2011年1月 6日

昨夜39度にも跳ね上がった体温。もはや関節もグラグラです。

朦朧としつつまずは、耳鼻科の病院で喉を治療。

台北の懇意にしている病院にて超特別な点滴を受ける事2時間半。

驚きの復活。体が浮くかと思うほど軽~くなりました。感謝。

一日休養致しました。

が、しかし…、夜は別。台北の萬華(まんか)という昔ながらの台湾の香を残す街の名店。

四十年の昔、屋台の麺売りから始まった[台南担仔麺(たいなんたんつうめん)]現在では台北を代表する台湾海鮮料理の名店です。

渡蟹

これは渡蟹です!

フカヒレ、牛肉、フォアグラ、燕の巣、カラスミはもちろんありとあらゆる御馳走です。

食器類も全てヴエッジウッドやクリスタル、銀食器といったこだわり。装飾も時代遅れを思わせるほど華美です。

台南坦仔麺.JPG

 

今夜は光はじめ、千鶴流幹部分家家元の皆さんとの会食。踊りの話に花が咲きました。

一足外に出ると、ノスタルチックな萬華の街が迎えてくれます。

 萬華の街

明日はいよいよ東京に帰ります。 

1月3日 台湾シャンプー

2011年1月 5日

カラス、カァで夜が明けて、台湾名物?のシャンプーです。

 台湾洗髪

不思議な恰好でしょ。こんな風に座ったままで30分も洗髪して下さるんですが。本当に気持ちいいですよ。絶対日本でもしていただきたいスタイルのシャンプーですね。

これはもはや[何んのこっちゃ]状態の、誤字だらけのマッサージの看板。笑っちゃうでしょ。

 012.JPG

午後は千鶴流の板橋教室[千鶴春扇教室]を見学。美しい鏡張りの御稽古場でした。日本の新舞踊の稽古場も少し見習った方がいいですよ…。

板橋春ちゃん

夕食は鉄板焼き。 金澤セレクトの素晴らしい赤ワインで乾杯。

と、ここまでは素敵~きなお正月休みだったのですが…、この後胡蝶に異変が。

急に体調を崩し、皆さんを置いてホテル直行。

体温計はな、何と39'0…。昨年からの疲れがドット来たっ。

お休みなさ~い。グーグー、グーグー、 

1月2日 台湾でのお正月休み

2011年1月 4日

今年の御正月休みは、例年の温泉ではなく急遽、台湾にしました。

今回のメンバーは、胡蝶、チャマ[蝶ノ介]、要、金澤…、一路成田空港へ、

と、成田空港到着と同時に事件がっ。チャマが浅草に[パスポート]を忘れたと云い出すではありませんか。一同仰天。浅草へ引き返して成田へ戻ってくるには3時間以上掛かります。間に合いません!チャマ新年早々ガッカリ…。お見送りです…、寂しそうなこの顔、

 チャマ失敗

当日の搭乗時間変更は出来ず、夕方の便に航空券を新規に買い直せば、13万円も掛かってしまいます。ピンチ。

と、そこでチャマ一番弟子の金澤の凄腕が光ります。必死にチケットの変更を懇願する金沢女史。JALのカウンター業務員に華でしらわれ[無理]と言われつつも食い下がること20分。泣き落し成功。少々加算して最終便のチケットに変えて頂けることとなりました。結局チャマは浅草までパスポートを取りに帰り、一人で後発隊となりました。

台北桃園空港に迎えに来てくださった光[千鶴美扇宗家]夫婦も、チャマのいない三人の到着にいささか驚愕。

とんだ爆笑ネタに安心の光宗家。

 宴会

チャマのいない千鶴流の皆さんとの夕食。大宴会です。 

相変わらず食の国台湾。胡蝶の大好きな野菜料理は本当にヘルシーで美味しいですよ。

これは白菜のお料理。海老の香りがとても品の良い味です。

無事チャマも夜中に到着。明日からのんびり台北です。

白菜料理

平成二十三年元旦

2011年1月 1日

年改まりまして、初春の御慶び申し上げます。

今年も皆様にとりまして、素晴らしい一年であります様に、心よりお祈り申し上げます。

 白浪芸者.jpg

今年の胡蝶も全力投球で躍らせて頂きます。

年頭に當りここで皆様とお約束いたします。今年は8キロのダイエットを成功させまする。乞うご期待!

てなわけで、昨晩は観音裏で辻屋のお父さん、正恵、金澤という顔ぶれで年越し蕎麦宴会。なんとチャマは風邪気味にて欠席。辻屋のお父さんに浅草の昔話など伺い盛り上がりました。

年が変わって辻さん親子と観音裏で『今年もよろしく』解散。

 IMG_1883

自宅前の行き付けのバー、金魚こと[ゴールドフイッシュ]にて年の初めの赤ワインにて金澤と乾杯~いっ!

 ※こちらのお店の大常連さんK隆が撮影して下さった写真です。

今年も宜しくお願い致しまする。

兎年初日の出

チャマ撮影の今朝の初日の出です。御来光~

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