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胡蝶をどり日記

2012年3月の日記

3月25日 15年振りに小唄!

2012年3月26日

昨日は一週間振りの日本橋三越劇場。小唄の[不二美会]に特別出演させて頂きました。

何と、15年振りに[上げ汐~並木駒形]を唄わせて頂きました。

小唄の舞台面は進行をスムーズに進める為に、舞台を左右、二面に割って交互にカーテンのような幕を開閉して使用して行くんです!片側が唄っている時に隣では次の出演者が座って支度しているんです。

美不二会.JPG

それがこんな感じの舞台面! お祭りの屋台の見世物小屋みたいでしょ! ちょっと時代遅れな風景が何ともいえず古風。

胡蝶の唄に三味線を弾いて下さっているのが小唄、不二派の家元の不二小みち師匠です。

 宗山流胡蝶 小唄 三越劇場.JPG

久々の小唄に胡蝶も緊張しました。顔も引きつってますっ…! 

三越ロビー.JPG

昼の小唄御披露後は、駆け付けて下さった皆さんと[三越特別食堂]で昼食!

進めて下さった[ビール]もぐっと我慢。これから舞台ですから… 黒ビール 美味しそう…

歴史を感じる日本橋三越本店、現在の建物は、昭和10年(1935)に完成、ルネッサンス式建築の威容を誇り、当時は「国会議事堂」「丸ビル」に次ぐ大建築物だったそうです。[東京都選定歴史的建造物]の認定も受けているんですよ!その特別食堂で昼から大騒ぎ! ガハハ… ゲラゲラ… 踊り談義… オバサントーク!

胡蝶は気を取り直して一足お先に楽屋へ。白塗り準備です。

桜引き着のコーディネイト.JPG 桜引き着のコーディネイト.JPG

季節にちなんで、黒地桜の引きに、白塩瀬に墨文字描きの丸帯を合わせて小唄らしく!

小唄振りの衣裳はどちらかと云うと[花柳界好み]の合わせ方です。 だいたい胡蝶の衣裳が普段から[花柳界好み]ですから!

 桜の引き着 三越.JPG

髪型は[本夜会]にお太鼓の胡蝶スタイルです。

昨日の楽屋は、先週の[応挙の幽霊]で春風亭小朝師匠が使用していらした楽屋でした。

 小唄振り .JPG

出番前の一枚。

 三越 美不二会 舞台面.JPG

舞台面は、一門のベテランさんの演奏による華やかな絵面。

[浮かれさくら~東京スカイツリー]が前半です。

小唄振り 美不二会.JPG

今日は小唄振り4曲メドレーと云う事で、一枚の衣裳では御客様が飽きると思いまして…途中で引き抜いて白地の衣裳に、鬘も潰し島田に掛け替えました。後半[お梶~好きな人] …と全て不二派の家元オリジナルの作品です。

 小唄 美不二会 フィナーレ.JPG

浅草の芸妓連より浅草千文、浅草千乃ちゃんたちも花を添えて、家元の挨拶、手拭い撒き、手締めでの華やかに千秋楽でした!

今日は、来月の[若扇会]のリハーサルに午前中から行って参ります!

  

3月24日 春の雨降る浅草木馬館

2012年3月24日

昨日の浅草木馬館。演劇グラフの取材で[胡蝶の乱入日記]は鳳凰座さんでした。

お芝居は[故郷の兄]という人情物。胡蝶の役は主役の中野加津也座長の女房役でお百姓の設定です。

 宗山流胡蝶 百姓女房役.JPG

木綿の衣裳で、古い昼夜帯を締めました。

 故郷の兄 宗山流胡蝶 中野加津也.JPG

座長と胡蝶はアドリブだらけで、台本そっちのけで脱線しっぱなし。涙の人情劇が、とんだお笑い芝居!楽しかったですよ。

舞踊は、昼の部は久々に[北の蛍]から、

 北の蛍 楽屋 宗山流胡蝶.JPG

[世話遊女]の時代布を切り継ぎにした衣裳。胡蝶の衣裳の中でも印象的な一枚です。

 宗山流胡蝶 北の蛍 浅草木馬館.JPG

裲襠〔うちかけ〕の裾を上手に流し、反りかえる処が第一難関。この形を決めないと胡蝶の[北の蛍]は始まりません。

北の蛍.JPG

[世話遊女]は花魁のような派手さ、豪華さというより、[安手(やすで)]な風情を出す事によって女の儚さが垣間見えるのが大切な役ですね。

 宗山流胡蝶 お梶 楽屋.JPG

そして昼のもう一曲は[お梶] この曲も定番の人気曲ですね。

 今回は[薄茶(利休鼠)]という微妙な色の引き着を選んでみました。半襟は[夜桜]ですよ!

白梅の裾模様.JPG

恋する坂田藤十郎との逢瀬の座敷から白梅が見える事から、白梅の裾模様の友禅です。

お梶 舞台面 宗山流胡蝶.JPG

何度踊っても難しい一曲ですね。勉強します。

 宗山流胡蝶 儚な川 権田格子.JPG

夜の部の踊りは、まず[儚な川]です。大好きな[権田格子]の引き着に[荒磯(あらいそ)]という鯉の模様の塩瀬の丸帯。シンプルな組み合わせで粋に!

 春の雪 楽屋 宗山流胡蝶.JPG

そして初演の[春の雪]は桜の裾引きで。

 春の雪 宗山流胡蝶 桜の傘.JPG

春には解けてしまう雪の儚さを、女の恋心に映して唄った曲です。

今の季節にピッタリの一曲です。

中野加津也座長 宗山流胡蝶 浅草木馬館.JPG

若さいっぱいの[鳳凰座]さん、楽しい一日をありがとう御座いました!

春の雨降る浅草木馬館でした!

  

3月23日 小唄[不二美会]特別出演

2012年3月23日

今日は浅草、木馬館出演して参りま~すっ!

鳳凰座の御報告は後程。

今週末3月25日[日曜日]に日本橋三越劇場で開催される小唄の[不二美会]に特別出演させて頂きます。

小唄 不二美会 プログラム 宗山流胡蝶.JPG

今回のお話しは小唄、不二派の家元の不二小みち師匠から、2年前から出演の依頼を頂戴して実現に漕ぎ着けました。小唄、不二派は『富士は日本一の山、不二派も〔二つに不ず(あらず)〕』と云う意味で伊東深水画伯が名前をお付けになられた由緒ある江戸小唄の名門です。

何と、胡蝶も今回15年振りに[上げ汐~並木駒形]を不二小みち家元の糸[三味線の事です]で唄わせて頂きます。ドキドキ… 調子が外れたら笑って下さいまし…。胡蝶の唄は12時15分頃上演の予定です。

そしてラストに小唄振り四題を芸者姿で御披露させて頂きます。

お梅 茶屋場 宗山流胡蝶.jpg

浮かれさくら、東京スカイツリー、お梶、好きな人…と不二派の家元オリジナルの作品です。

特に[東京スカイツリー]は胡蝶の小学生からの恩師であり、学友のお父さんでもある吉住義之助先生が作詞なさった、粋でモダンな曲です。

又、浅草の芸妓連より浅草千文、浅草千乃ちゃんたちも花を添えての出演で、華やかな小唄の会になりますよ!

お楽しみに!

  

3月22日 揚げ物代わりの干物

2012年3月22日

昨日は衣裳部で仕込みやら、貸衣装の打ち合わせで大忙し。

そして日頃の稽古の合間を縫って、杉並清流会の舞浩さんの[暗夜航路]の仕上げ稽古。

扇の流れと、ちよっとしたポイントをお稽古しました。本番に向けて上々の仕上がりでしたよ!

続いて翔さんとチャマ[蝶ノ介]さんの[華の宴]のお稽古。隅田川ぞめきも踊って頂きましたよ!

そして… 夕食事件は起きたのです。

チャマがインターネットで検索して選んだ、浅草の観音裏にある…京懐石[●森]なるお店。かのミシュランガイドにも選ばれたお店ということで、期待に胸膨らませて… 予約。

稽古場から歩く事15分。店構えは… どこにでもある居酒屋風。…でも隠れた名店は店構えの見てくれじゃ判断不可能! 期待感上昇! そして入店… 雑然とした店内は御世辞にも『掃除が行き届いている…』とは言い難い風情。カウンターには使用していない食器[雑器]が無造作に… 京懐石…?

割烹、懐石、料亭… あの特有の出汁の香りと、お香の入り混じった高級店独特の匂いが無いんですよ。

とりあえず熱燗を注文。 したのですが… 驚くべき[ぬる燗]

そしてミシュラン推薦の京懐石は始まったのであります…

 ほうれん草.JPG

御覧頂く限り、ほうれん草の… それも根っこ付きの煮びたしは家庭料理。甘辛く煮付けた[とこぶし]風の鮑の煮物は京懐石ならぬ、江戸下町料理。そこへドッカリと机の中央に置かれた1.5リットルのペットボトルの水。『はい、御自由にどうぞ… 私は見た目はオバサンですけど、力がお嬢様ですから握力が弱いので蓋は勝手に開けて下さい…』と来たもんだ…! 笑えない自虐トークに唖然。

 焦げ竹の子.JPG

焦げて食べる処の極小な竹の子の醤油焼きは御覧の通り。これも…京懐石? 何しろ焦げ過ぎ!

二本目の熱燗は、『もう少し熱くして下さい…』と注文をつけるも… 超ぬる燗。日本語が通じないんです。挙句には『うちは湯せんで燗をつけてますから…』とかなんとか。少なくとも、居酒屋じゃないんですから、京懐石だの、割烹を名乗るお店では[熱燗]は厳密、かつ神聖なるその店の[顔]であり[格]に等しいものです。まず熱燗の付き具合と酒器でその店が解る… と云っても過言ではないものです。

黄身酢.JPG

そして黄身酢に乗せられた菜の花。ノーコメント。京懐石

 …ななななななななななななななそして圧巻はフグのヒレ酒。これもぬるめの、酸っぱめのフグの香り皆無。この時点で二時間経過。すると、『今日は揚げ物が出来ないので…代わりに、』と出て来たのがカレイの一夜干し。京懐石に干物ですよ。胡蝶、チャマ、翔さん…無口。店間違ってない?

いよいよたまりかねたチャマが、『もうそろそろ2時間半経ちますから…お愛想…』すると親方が『急いでご飯出しますから… お刺身はどうしますか?』お刺身? 揚げ物変わりの干物の後にお刺身? 来店2時間半経してからお刺身?さすがにお断りしました。

雑然としたカウンターに光り輝く[ミシュランガイドブック]… それも2冊。悪夢の京懐石[●森]…机の中央に置かれたペットボトル… 干物… そして幻となったお刺身。

 チャマシャンパン.JPG

口直しに[ミカン]で呑み直し!

ヴーヴークリコのロゼにストロベリーを浮かせて… ようやく悪夢からの解放。

それにしてもチャマ[蝶ノ介]の選んだミシュラン、京懐石[●森] 恐るべし。ちなみにお会計五萬…

お刺身頂戴してたら… いったいいくらだったんだろう… くわばら、くわばら 

3月21日 鳳凰座にゲスト出演

2012年3月21日

昨日は祝日でしたが、宗山會の特別演目[菖蒲浴衣]の合同稽古がスタート!

そして、明後日[3月23日〔金〕]は浅草の木馬館、鳳凰座さんに特別ゲスト出演します。

 鳳凰座 中野座長.jpg

座長は中野加津也さん。長身の美しい座長さん!

芝居では胡蝶は座長のお相手役で[百姓女房]です。お芝居は踊りよりも役の幅があるので楽しいですね!どんな事になりますやら。明日の夜の部終演後に口立て稽古です。

 世話遊女.宗山流胡蝶

舞踊の演目は昼夜2曲づつ、全部変えますよ!

お時間の許される方は、浅草木馬館に、是非御来場下さいませ! 

3月19日 三越劇場千秋楽

2012年3月19日

二日間の公演、三越劇場での春秋男組公演、[応挙絵噺再幽霊(おうきょのえばなしごにちのゆうれい)]、超大入り満員のうちに千秋楽。

 春風亭小朝師匠 宗山流胡蝶.JPG

幕開き早々から春風亭小朝師匠の登場に客席も大盛り上がり!

さらりとした小噺も、大御所の口に昇ると大爆笑の渦!

 岡本健一 宗山流胡蝶 応挙の幽霊 三越劇場.JPG

岡本健一さんも、日頃の舞台とは勝手の違う着物の衣裳をさらりと着こなして流石。

 佐藤正宏 応挙の幽霊.JPG

特にワハハ本舗の佐藤正宏さんの太鼓持ちとの掛けあいは楽しかったですね!

 応挙の足.JPG

胡蝶の幽霊は素足を出して見せる場面があるので、特にまっ白に塗ります。不気味です! この世の物とは思えない白生足に、自分でもびっくり。

応挙の幽霊 楽屋 宗山流胡蝶.JPG

応挙軸1.JPG

これは劇中に使用されている[応挙の幽霊]の掛け軸の小道具です。

三種類使用します。

 応挙軸2.JPG

これは掛け軸の中で、酔って眠りこけているバージョン。何だかユーモラスで可愛いでしょ!

 応挙軸3.JPG

そしてこちらは、絵から抜け出したために幽霊不在の掛け軸。これも歌舞伎をはじめとする舞台小道具の老舗[藤浪小道具]さんが今回の芝居の為に誂えたものです。芝居の小道具も隅々に至るまで凝ってますね!

 宗山流胡蝶 三味線 応挙の幽霊.JPG

三味線を弾く幽霊の胡蝶。結構真剣。 緊張しました…。

後半は何故か女房気取りの幽霊。とぼけてます…。リハーサルの鬘では無く、本番は銀杏返しにして落ち着きました!

 応挙の幽霊 宗山流胡蝶 池田政之作演出.JPG

可愛い宝海大空くんは[娘島田]で初々しく!美しゅう御座います! 将来が本当に楽しみな役者さんですね!

宝海大空 宗山流胡蝶 三越劇場楽屋.JPG

最後の舞踊絵巻のラストでは出演者全員、黒紋付でフィナーレ!

 黒紋付.JPG

胡蝶も恥ずかしながらこの姿。本当に恥ずかしかったです。

今回の公演は胡蝶にとっても大変良い経験をさせて頂きました。今回胡蝶に声を掛けて下さった若柳禄寿先生、そして作、演出の池田政之先生、岡本健一さんに感謝致します。出演者の皆様、お疲れさまでした。

舞台面 三越 応挙.JPG

又御一緒出来るのを楽しみにしています。

胡蝶蘭の宗山流胡蝶.JPG 今回皆様から頂戴したロビーの胡蝶蘭。稽古場に持って帰って参りました。

まるで胡蝶の生前葬。これぞ[応挙の幽霊]といった形です。

今日は月末の杉並清流会の衣裳の仕込み開始です。

明日は週末の小唄のお稽古に伺って、夕方からは宗山會の[菖蒲浴衣]のお稽古も始まりです! 

3月16日 胡蝶の幽霊...健康的

2012年3月16日

今日は三越劇場のリハーサル。

事細かな指示を出す作、演出の池田政之先生です。

 劇作家 池田政之先生.JPG

江戸文化と、江戸弁を知り尽くした… 関西弁コテコテの池田先生であります!

今回は少々綺麗目の長屋の大道具に仕上がっていました! あまりボロボロの長屋が物語のイメージではないとの事で、やはりこれも池田政之先生の御指示です。

 応挙の幽霊 リハ 宗山流胡蝶.JPG

胡蝶の幽霊は壁の掛け軸から抜け出してきますよ。 ここからが滑稽な[変な幽霊]の始まりです!

実はこれ、リハーサルの鬘で、本番用は明日使用します。繊細で不気味な鬘ですよ!

 岡本健一 宗山流胡蝶.JPG

絵から抜け出した幽霊と掛けあいの岡本健一さんです。

スッキリとした若旦那が良く似合ってます。胡蝶の半分くらいの細さなんですよ!

 応挙 舞台稽古.JPG

長屋では御覧のとうりのドンチャン騒ぎ! 幽霊の三味線で皆さん踊り浮かれます!

太鼓持ち役の佐藤正宏さん、本当に達者に演じられ… さすがワハハ本舗の看板役者!

 宝海大空 宗山流胡蝶.JPG

幽霊の恋敵は、美貌の女形… 宝海大空君! 

何と16歳… 胡蝶の30歳下です! 

3分の1です…!

今日は[場当たり(ばあたり)]と云って、芝居の最初から出演者が順を追って舞台上の動く導線を確認したり、大道具での立ち位置を綿密に決めて行く作業に引き続き、通し稽古となりました。

明日の初日、どうなります事やら! 

3月15日 肖像権[写真の著作権]

2012年3月15日

今日はいよいよ三越劇場の春秋男組公演、[応挙絵噺再幽霊(おうきょのうばなしごにちのゆうれい)]の総浚い。

[総浚い(そうざらい)]とは、兎にも角にも、今までの芝居の稽古の[集大成]という位置付けです。

まずは宗山流稽古所で一度だけ三味線の確認。

 応挙総浚い.JPG

幽霊役の総浚いなので白大島の着物に、桜の御所解の染め帯を締めてみましたよ!

[俎板の鯉]ですね。扇、桃に見送られて赤坂の[総浚い]に向かいました。

 応挙総浚 赤坂.JPG

稽古場も緊張感一杯。もっと鮮明な写真を御提供したいのですが… さすがに[小朝師匠][ジャーニーズ事務所][わはは本舗]の方々は肖像権[写真の著作権]が掛っている方が大勢なので難しゅうございます。

明日はいよいよ三越劇場での舞台稽古。どうなります事やら…。又御報告致します!

  

3月14日 さりげないキャンディー

2012年3月14日

昨晩は、作演出の池田先生、岡本健一さん、わはは本舗の佐藤正宏さんはじめスタッフの皆と池袋の稽古場の近所でお疲れ宴会となりました。

いよいよ芝居のお稽古も佳境に入って来ました。

今日は若柳禄寿先生によるフィナーレの振り付けもありましたよ!

何とラストは胡蝶も含め出演者全員紋付き袴姿で登場ですよ! 恥ずかしい…

キャンディー 宗山流胡蝶.JPG

稽古前に、岡本健一さんからホワイトデーのキャンディーを頂戴しました。何十年振りの感覚…

別に意識的なものでも何でも無い事は解っていますが…。今回のお芝居の相手役でもあり、今回の一座の唯一の女性[??]の胡蝶へ… という事でさりげなく頂戴したんですが…。流石ジャニーズ。[岡本健一さんはジャーニーズの男闘呼組のメンバー]レディーへの気遣いが板に付いてます。 妙に照れくさくて… どこか嬉しくて… 忘れかけてた何かを思い出させてくれるような出来事でした。 

3月13日 春風亭小朝師匠お稽古に

2012年3月13日

さて、週末に迫った三越劇場の春秋男組公演、[応挙絵噺再幽霊(おうきょのうばなしごにちのゆうれい)]ですが、今日のお稽古から、春風亭小朝師匠がお稽古に加わりました。

今日の稽古場は赤坂見附の[黛スタジオ]です。

小朝師匠はお芝居の[ストーリーテラー]として、物語の進行をなさる役割。さらりと流暢な江戸弁が流石でした。

 応挙衣装合わせ.JPG

これは衣裳合わせの様子。舞踊の衣裳と違って、芝居の世話物[江戸の庶民を扱った演目]の衣裳は渋めの色彩でしょ! ある種… いい味ですね。胡蝶の幽霊の衣裳なんて… 本当に幽霊ですよ!

 imga1f26b93zikazj.jpg

応挙の真筆と伝えられている[こよなく?]こちらの掛け軸。だいたいお芝居の応挙の幽霊役はこの繪の髪型を参考にして鬘を拵えています… オドロオドロしいと申しましょうか… 何とも凄い髪ですね。胡蝶は少し工夫して、怖いながらも色気のある鬘にしたいと思っています…。 だって、いくらなんでも凄過ぎますよね!

赤坂での稽古を終えて一路、新宿の住友三角ビルの最上階、夜景の素晴らしい瀬里奈へ!

 瀬里奈からの夜景.JPG

昨日はコッシーの誕生日のお祝いをしましたよ。

本当の誕生日は先月でしたが、何かと都合がつかずに昨日になりました。

 お誕生日シャンパン.JPG

ヴーヴークリコのロゼでお誕生日乾杯!

今日の主役、コッシーのリクエストで瀬里奈の [蟹しゃぶ] となりました!

 コッシーと蟹.JPG

巨大ずわい蟹の足にコッシー大満足! 最高のお誕生日になりましたね。

 コッシー誕生日瀬里奈.JPG

コッシーと愉快な仲間達! チャマ、翔さん、恵リン、そして胡蝶の4人でお祝しましたとさ!

目出度し目出度し!

明日もお芝居の稽古です。台詞の確認しなくっちゃ… 怨めしや~ぁっ~ 

3月12日 幽霊が劇中で三味線

2012年3月12日

久々の快晴。身も心も晴れ晴れしますね!

先週から始まった三越劇場のお芝居のお稽古。連日です。

宗山流胡蝶 三味線稽古.JPG

何と、胡蝶の幽霊が劇中で三味線を弾くんですっ… どうしょ~ぅ!とってもじゃありませんが、弾きながら唄うなんて無理! 

我が家からスカイツリーに下手な三味線を聞いて頂きながら…

三味線 宗山流胡蝶.JPG

毎日毎日、朝起きてからと、芝居のお稽古終わってから弾きまくってます。

一昨日の土曜日は、芝居のお稽古が早めに終わったので、五月の宗山會に大曲の[鷺娘]を踊る蝶吉さんのお稽古を夕方つけて、久々のお食事。

浅草蔵本シシャモ.JPG

浅草の炭火焼[蔵]さんで日本酒の熱燗。

本シシャモがふっくらとした優しい味でした。

 浅草蔵ヒレ肉.JPG

美しいお肉も備長炭で焼いて頂きましたよ。

そして昨日の日曜日は、再来週[3月25日]三越劇場で開催される小唄の会[不二美会]の特別ゲストに出演させて頂くための下浚い。浅草の宗山流稽古所で行われました。

15年振りに胡蝶も小唄…唄いますよ! もちろんラストに新作小唄4題を芸者姿で御披露するのがメインです。胡蝶の小唄は御座興です。何と2週続きの三越劇場出演となります。

そして、その合間を縫って、3月23日[金]には木馬館の鳳凰座の中野加津也座長の一座に昼夜特別出演します!

そして月末の清流会、杉並会迄…頑張ります! 

3月7日 三越劇場の稽古開始

2012年3月 7日

いよいよ三越劇場の春秋男組公演、[応挙絵噺再幽霊(おうきょのえばなしごにちのゆうれい)]の稽古が始まりました。

 201203~1.JPG

5日の月曜日に出演者、スタッフの[顔寄せ]が行われ、引き続き本読み。

 応挙台本.JPG

本読みとは、芝居の台本を動作を付けずに読み合わせする事で、ここから芝居づくりがスタートするのです。

江戸庶民の長屋を舞台に繰り広げられる、[喜劇]です。

かの有名な天下の丸山応挙画伯の描いた[幽霊画]をめぐる物語。

 応挙の幽霊画 - コピー.jpg

胡蝶はその画の掛け軸から抜け出して来る幽霊の[お千]という役処。今、頭の中はセリフが渦巻いています。何んたって台詞が難しいんです。

 台本応挙.JPG

幽霊画の中のお千が、お酒につらけて出てくる… と云った落語を題材とした物語何ですが…。今回の脚本、演出を手掛けられているのが、池田政之先生。現在NHKの古典芸能紹介番組、「花鳥風月堂」や大劇場の商業演劇等の人気劇作家として御活躍です。この池田先生の手に掛ったら、落語の物語を膨らませた上に[後日談]迄付けて爆笑物に仕上がった、楽しい作品になりましたよ。

応挙舞台図面.JPG

これは[道具帳]と云って、今回の舞台の画図面です。本格的なお芝居は、こうして演出家のイメージ通りの舞台面造りから始まります。

これから2週間毎日稽古が続きます。胡蝶は明日の宗山流の常稽古を付けて、あとは扇さんの代稽古で芝居の稽古に没頭させて頂きます。お稽古の様子は又お知らせいたします! 

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