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胡蝶をどり日記

2012年8月の日記

8月27日 凝った怪談

2012年8月27日

残暑厳しい毎日が続いております。

生ビール無しでは一日が終わらない… こんな方、胡蝶以外にもおられる事を信じて…

今日は残暑特別物語をお聞かせ申しましょう。

 

舞踊の世界には、よく[賛助出演]と申します事が行われます。

これは[賛助]すなわち、[お手伝い出演][応援出演][ゲスト出演]という形式の出演を差して申すので御座います。またこの[賛助出演]は、ほとんどの場合が、その舞台の主催者側からの[依頼]によって招致されますもので、こちら側から[出演させて下さい…]とお願いする形式のものではありません。

 

そもそもお話しの始まりは、今をさかのぼる事… 15ケ月程前の事で御座いました。

宗山流代表である宗山流蝶ノ介

017 - コピー (2).JPG

通称[チャマ]に是非にもと云う[賛助出演]のお話しが舞い込んで参ったので御座います。

…その方は…某、花柳界の[幇間〔太鼓持ち、男芸者さんの事です〕]のQ助(仮名)さんという方で、宗山流の打ち上げや、大宴会で何度かお座敷を掛けた方です。

そのQ助さんが、我々の親友のコッシー経由で仰るには『来年の9月16日に、国立大劇場で西川流の戀輔会(仮名)の賛助出演で、常盤津の関の扉を踊るので、相手役の関兵衛を是非是非、蝶ノ介さんにお願い出来ませんでしょうか?』という事でした。

常盤津の[関の扉]とは、歌舞伎舞踊の大曲中の大曲。Q助さんはその小町桜の精霊、城傾墨染というこの上ない洗練された立女形の役を務められるそうで…

墨染.jpg

※こちらは玉様の墨染です。御参考までに。

何と、蝶ノ介にその相手役の関兵衛、実は天下を狙う大伴黒主というこれ又、座頭の役処。

[関の扉]のような大演目、市川団十郎と玉三郎丈がお勤めになられるお役ですよ…!関.bmp

直接ではなく、コッシー経由のお話だったので、直接蝶ノ介がお伺いした処、

『是非是非お願い致します!』との事でした。

 

一月程熟慮した結果、賛助出演の相手役をお受けする事となりました。

歌舞伎役者さんが演じている[関の扉]の映像等を持って来られて、『この段取りと同じに踊りますので振りを覚えておいて下さい。』との事でした。

一世一代の関兵衛を踊る事になった蝶ノ介も緊張が走ります。

年も明け、今年の宗山會に挨拶に来たQ助さんは、巨大にお太りになられ、歩くのも大変そうに玉の汗をおかきになられ…

『蝶ノ介さんがそんなに痩せてしまったから、とても私の精霊、城傾墨染とはつり合いが取れないので、私も立ち役で、男同士の二人踊り、常盤津の[粟餅]に変えましょう…』と云う事を仰ったのです。

確かに… 100キロ近い精霊、墨染はちよっと… 身軽に大変な振り事、海老反りを御披露する役だけに…普通に歩くのも大変だと云うQ助さん… 絶句。

とにかく演目変更、常盤津の[粟餅]に決定したのでした。

又もや持って来られたDVDには女流舞踊家お二人の枚姿が… 流暢に美しいものでした。

蝶ノ介も必死に振りを習得。

2週間程すると、Q助さんが足が痛くて花道から登場するのは困難なので、二人でセリ上がりにしましょうとの御連絡でした。そして途中で衣裳も引き抜きをしますから…との事でした。

胡蝶も長年この世界で生きて来ましたが、常盤津の[粟餅]がセリ上がってきたり、引き抜きをしたりと云うのは初耳でしたから、少々驚きましたが、依頼者のQ助さんの云う事ですから従わざるをえません。

それから一月が経ち、中々本格的稽古が始まらぬまま、7月の末になってしまいました。

何度となく電話して稽古日を設定したのですが、何かと不都合の多いQ助様。

いよいよ日が無いので、胡蝶も心配になりQ助さんに浅草の稽古場に来て頂きました。

鬘合わせの日程、ツボ合わせ、下浚い、本番の日程が、以前聞いていた日程と全く違ったのも驚きでしたが、御本人の思い違いでした。大丈夫ですか、Q助さん!

そして、今回二人の[粟餅]のお稽古を観て下さるお師匠様は、某有名な能管の名手と離婚なさった、鳴り物師で、胡蝶も以前から知っている方。現在は慰謝料の支払いが大変なので、夜はピザ屋さんでアルバイトしているので稽古時間がなかなか取れないのですが、特別に1週間特訓して下さる事になりました…との意味不明な答えでした。

それから3週間、いよいよお稽古の確実な日程を確認すると、またもや話がうやむや。

やっと日曜日[一昨日]の午後から宗山流稽古場でお稽古を始める事となりました。

と、蝶ノ介門下の恵リンが、9月16日、国立大劇場の戀輔会(仮名)のプログラムがインターネットに掲載されているとの情報。

騒ぐ蝶ノ介さんに急かされて、インターネットを観ると、昼の部にも夜の部にも[粟餅]も無ければ、Q助、蝶ノ介の名前もありません。

流石に胡蝶も驚いて、主催者宅へ直接連絡。電話口には師匠の奥様の声。

胡蝶『あの~ 初めて御電話させて頂きます浅草の宗山流と申します。この度の国立大劇場での会の賛助出演のQ助氏の相手役をお願いされております者ですが…』

すると先様は声を引きつらせ『ンハァ…! Q助? あの、Q助さんが賛助出演?』

胡蝶『はい、本来[関の扉]を踊るお話でしたが、[粟餅]に変更になりました…』

先様は、それはそれは驚かれ、いっそう発狂なさり

 『 ンハァ…! [関の扉]!Q助が? そんな話は存じ上げませんし、内は三年前の国立の会でQ助さんに大変な目に(一切支払い等をせず終い)合って、あれ以来一切断絶状態です… いったい家の舞踊会がある事を何処から知ったのでしょうか…』という有様。

蝶ノ介も直接先方と経緯を話し唖然。

先様は最後に『本当にQ助さんだけには御気を付けあそばせよ…それでは失礼…』ガシャン。

しばし呆然としました。

全て [独り芝居] [虚言]のQ助さんでした。

世の中に、こんな作り話ってあるでしょうか。半月後に本番の幕が上がる…という嘘。

いったい、どこで鬘合わせをするつもりだったんでしょう?

ピザ屋にバイトしておられる御師匠さんは?

 

発覚した夜には蝶ノ介の携帯に又してもQ助から虚言メールがっ… その内容とは

『スイマセン、Q助を10年支えてくれた人が死にました。明日のお稽古伺えなくなりました。月曜日以降、お稽古の御都合の良い日をメール下さったら幸いです…Q助』

もうこうなると、怪談でしょ!

Q助さん、私達が全てを知ってしまっている事に気付かずに、独り芝居続行中です。

いったい全体、忙しい宗山流相手に、この方何をなさりたいのでしょうか?

一年掛りの架空舞台。

理解に苦しむどころか、怖くなりますね… 相当いっちゃつてます。

別の筋からの情報では、今月末で幇間を引退除籍なさるとか…。

 

蝶ノ介には入場券の注文やら、出演時間の確認やら…!

幽霊より恐ろしいのは、100キロ近いオバQ人間であると云う事…御理解いただけましたでしょうか。

夏の夜のありえない本当の御話でした。

従いまして、9月16日の蝶ノ介、国立大劇場出演の話は全て無かった… と云う事で御了解くださいませ。

 

尚、今回の蝶ノ介の不幸な出来事に付きましての皆様からの、御香典、電報、供養花等の御好意は故人の遺志により、堅く御断りをさせて頂きます。

喪主・胡蝶 

胡蝶紋付き

合掌… チ~イン

8月25日 夏の朝焼け

2012年8月26日

朝焼の浅草寺.JPG

毎朝目覚めると、胡蝶の目に飛び込んでくるのがこの観音様の大屋根の景色です。

ベットに横になっていて、目を開くだけで…こんな御利益のある景色で目覚める事が出来るんですから、なにより感謝しています。

何と浅草はサンバカーニバルでごった返す中、昨日は毎月恒例の胡蝶舞踊講習会。

 玄関先.JPG

我が家の玄関前で見送ってくれているのは、チャマの自慢の姪っ子、奈々美ちゃん。

夏休みに九州から遊びに来ています。

あまりに可愛いので、浚われないかと… 心配で仕方のないチャマであります。

 

本日の講習曲は[昭和放浪記]… 傘を使っての立ち役演目です。

盛夏の講習会 (15).JPG

何と、夏休みと云う事もあって、高校2年生の若者も親子で兵庫県からわざわざ講習に駆け付けて下さいました。

とは云う物の… 酷暑の講習会… 稽古場の気温は皆様の熱気をプラスすると、軽く100度を超えていたと思われます。

 盛夏の講習会 (23).JPG

立ち役を踊る胡蝶の講習… もはや性別不明の私であります。

講習会に引き続き、胡蝶の舞踊講座、第六回です。

 今回の御外題は…

一、[道筋を立てる]

一、[流麗]と[流れる]の違い

一、[決める][決る]とは

一、舞台は[間]が命

技術テーマは、[御辞儀と扇の基本] でした!

盛夏の講習会 (30).JPG

胡蝶の白熱した持論の展開に、皆様よくぞ我慢して1時間半以上も耐えて下さいましたね!

本当によく喋りまくるこの人。

暑さとの二重苦であった事と…深くお察し申しますル。

 

※ここで御報告

『清流会舞踊講習会におきまして昨今、清流会の理念であります[清らかな『和』と『輪』]と云う趣旨にいちじるしく異なるお考えの方がおられ、この度[退会]をお願い致しました。この様な事は講習会開始十年来、初の事ですが、楽しく健全な胡蝶舞踊講習会、清流会の環境を維持してゆく為に、致し方無い判断でありました事を、御報告申し上げます。』

難しいんですよ、お弟子さんは師匠を選べますが、こちらからお弟子さんは選べませんから… しめっぽい御報告でスミマセン!

胡蝶はいつも明るく元気です!

 

結局講習終了時には、自らの汗で水を被ったようになってしまいました。

 盛夏の講習会 (3).JPG

背中のお太鼓の[五位鷺]さんもぐしょ濡れでした。

 盛夏の講習会 (12).JPG

講習会終了後は皆さんで暑気払い!

毎年恒例の生ビール宴会となりました。

盛夏の講習会暑気払い.JPG

宴会の終了時に撮影した為、参加者の方が半分以上御一緒に写れなくて、とっても残念!

この後… チャマ、扇さん、恵リンたちと近所のカウンターバーにてもうひと盛り上がり。

すっかり胡蝶も宇宙人に変態していました。

暑くて楽しい宇宙人日和でした。

何と、驚愕…恐怖のお話しが御座いますが… 後日特集にてお知らせいたします。 

8月20日 那覇お稽古日記!

2012年8月20日

18日土曜日の早朝。

雲の多い羽田空港です。

美しい日航機.JPG

どおです、この美しい日航機[JAL便] … 胡蝶は大好きです。

昨年、一時廃止となった日本航空のシンボルマーク、[鶴の丸] が悲願の復帰!

美しいです…

一路灼熱の沖縄、那覇空港へ!

沖縄の空.JPG

いつ来ても壮大で爽やかな沖縄の空。那覇に到着です。 

今月も、三日間の夏季集中稽古開始です… 沖縄は一年の内7~8ケ月が夏季稽古でした…!

初日は師範の花さん、新名取の芙蓉さんの個人稽古です。

花さんは[女春雨敗れ傘]です。

傘を使った粋で快活な振付の演目です!

芙蓉さんは名曲[風の盆恋歌]に取り組んでいますよ。

 

那覇 酒膳日野 宗山流胡蝶

初日の晩に伺ったのは [酒膳日野] さんです。

個人宅を改装した落ち着きのある佇まいの店内は女将さんの細やかな気配りが伺えます。

日野さんの沖縄料理.JPG

[おばんざい] を思わせる沖縄野菜を中心とした料理の大皿が美しい前菜。

どれ一つ頂いても、あまりにも繊細な味付けの妙に驚きました。

そしてこの一品。

烏賊スミの茶碗蒸し.JPG

見かけとは裏腹な [烏賊スミの茶碗蒸し] は、ちよっと衝撃的な美味しさ。絶句でした。

素敵な那覇の初日でした。

 

翌日も照りつける那覇日和!

でも、東京の暑さと違って、沖縄は日陰、木陰に入るととても涼しい風が通り抜けて気持ちが良いんですよ!

ですから、うっかり木陰でのんびりしようものなら… 恐怖の紫外線黒焦げの刑にあってしまいますから…

御気をつけあそばして下さいましよ!

お稽古場からの空.JPG

二日目は花蝶会教室[宗山流花] と蝶江会[宗山流江]の門弟の方も午後の稽古から初参加です。

皆さん其れなりに舞踊経験を積まれていらっしゃいますが…

やはり折角ですから、宗山流に… 胡蝶流義で、御辞儀から扇の持ち方、開き方に至るまで細かくお勉強して頂きました!

何でも基本が大切ですからねっ!

沖縄教室の皆さんと.JPG

実は、宗山流江さんの御主人が先週急逝されました。入院中の急な事態に大変な事でした。

ですから、今回は宗山流江さんの門弟の方のみ参加されました。

ゆっくりと心癒されて、お稽古に復帰されます様に…

夜は皆さんと那覇の夜を舞踊談義で盛り上がりましたよ!

もちろん泡盛。 [琉球王朝]です!

 

そして最終日も早朝からこの天気! 那覇晴れで~す。

那覇晴れ.JPG

午前中から三日目のお稽古も、熱心に皆さん参加されました!

三日間の内、二日間はみっちりと舞踊の基礎の基礎をお稽古させて頂きました。

那覇教室 宗山流花 宗山流江 少々スパルタ集中稽古に皆さんヨレ気味でしたが、初参加の方々も[高瀬川]の前半を習得して下さいました。

難かし~い、[隅田川ぞめき]にも挑戦して頂いています。いつの日か皆さんと、東京教室と一緒に踊りたいですね。

[肉体表現=舞踊的基本動作] と [心=感情]の表現を同時に見せるのが日本舞踊の特に難しい所以であり、目指す処ですから…

那覇教室の皆さん、暫らく我慢して胡蝶のスパルタ稽古に付いて来て下さいまし!

三日間のお稽古を終え、遅めの昼食を皆さんと、

 おもろ殿内.JPG

何とも沖縄らしい建物の素敵なお店でした!

沖縄らしい.JPG 店内も風通しのよい、天井の高い造りで解放感がありました!

胡蝶はお疲れビールです。もちろん島を代表するの[orionビール(オリオン)]です!

ライトで口当たりが爽やかで良いですよ。

海葡萄.JPG

島らっきょう、海ぶどう、ゴーヤのピクルス… 沖縄づくしです。

花蝶会教室[宗山流花] と蝶江会[宗山流江]の 皆さん、お疲れさまでした!

又、10月の強化訓練に参ります!

 

皆さんと別れて、一路東京へ!

夕刻には浅草に到着しました。

今夜中に来月末の高知ふじ和会さんのプログラム、印刷物の原稿仕上げます! 

8月11日 夏の高知日記!

2012年8月 9日

いきなり夕暮れ時の高知上陸です!

今日の飛行機は、お子様連れが非常に多くてビックリ!

一人のお子チャマが泣くと… それにつられて機内のお子チャマが次々と泣き出して!

[連れ泣き]とでも云うのでしょうか… 機内、鳴き声の大合唱となりました。貴重な経験をさせて頂きました。

今回は9月30日に高知の、のいちふれあいセンターで行われる[ふじ和会]さんの打ち合わせです。

折角ですから、鏡川の花火の前夜に高知に!

鏡川沿いの11階の絶景、叔母のマンションにお世話になっています!

高知居酒屋 ゆるり (17).JPG

伯父[福本さん]、叔母[物忘れのカッチャン]と[ゆるり]という良い雰囲気のお店に!

高知居酒屋 ゆるり (18).JPG 南国の雰囲気いっぱいの店内は、屋号に相応しく、ゆったりとした時間が流れていましたよ。

 高知居酒屋 ゆるり 生ビール.JPG

もちろん高知上陸祝い、生ビール乾杯!

 高知居酒屋 ゆるり 塩タタキ.JPG

そして、今まさに焼き立ての鰹の[塩たたき]は香ばしくって最高です!

『土佐の高知に来たっ!』という味に、改めて感動。

高知居酒屋 ゆるり 蒸し野菜.JPG

色も美しい[蒸し野菜]は蒸籠でそのまま運ばれてきます!

野菜その物の素朴な甘みと、味わいが高知らしい逸品でした。

高知居酒屋 ゆるり 茄子のたたき.JPG これまた初体験の一品は、[茄子のタタキ]なる創作料理は、葱が山盛り!

ヘルシー三味のメニューに大満足でした!

 

そして、街中の隠れバー [風待ち]に三人で!

高知に来ると必ず立ち寄るお店の一つです。

高知 カウンター.JPG

ここは古いビルの二階の事務所を改造した、何とも不思議なカウンターバーです。

高知風待ち マスター.JPG

真夏の夜に窓を開放して、店内の天井はじめ、至る所にアンティーク扇風機が回っています!

これはこの店の店主[マスター]がリサイクル品として収集した物を丁寧に修理したものです。

窓から入る外気を店内7台もの扇風機で流すと… 

高知風待ち 天井.JPG

何とも心地よい自然クラーといった風情ある風が店内を廻ります。

昔は夏の夜をこうして凌いだんでしようね!

高知風待ち ジンソーダー.JPG

東南アジアで購入してきたという、ビーズの暖簾を眺めつつジンのソーダー割です!

 

深夜は鏡川の川風を受けて、マンションで久喜清流会のプログラム創り!

パソコン三味です! これさえあれば、世界中、何処でも仕事がはかどります!

 

一晩明けて9日。今夜は前夜祭の花火大会。

明後日からは高知の夏を彩る [ よさこい踊り ] が始まります。

マンションを出て歩く事1分。高知城を見上げる昔ながらの、[ 木曜市 ] が立ち並ぶ県庁前の通り!

高知城下の雰囲気がとても好きです。

高知 木曜市 お城.JPG ぶらぶらと寝起きで歩きつつ、朝取れたての露地物の野菜の美しさに目覚めます!

高知 木曜市 野菜.JPG

今夜は酢の物にしてみようかな~っ!

 高知 木曜市 おじゃこ.JPG

獲れたてのシラスやらオジャコは、驚きの安さ!

楽しいですね、高知城下の木曜市。

 

浅草と違い、高知に脱出しただけで本当に原稿制作の作業がはかどります。

浅草に居ますと何かと仕事が山積みで、集中して一気に何かを仕上げると云う事が難しいんです。

夕方までゆっくり仕事させて頂き、夕方から野菜料理を少々…

花火の野菜料理.JPG

バジルょ利かせた山盛りサラダ、ジャコの胡瓜酢等々…

カッチャン叔母は一日中、マンションの何処かに置き忘れたと云う庖丁を探しまくっていましたよ?

今年は福本夫妻の御友人関係の方を中心にお呼びしての花火見物!

 琉球の酢の物.JPG

胡蝶のリクエストで例の[琉球の酢の物]を持ってきて下さった方が…!

これは高知県特産の野菜で、別名で、ハスイモ(蓮芋)とも言いますよ。さっぱり、シャキシャキでとっても美味!

そして、茄子の煮物から、オクラの白和え等、胡蝶の大好物の差し入れで花火見物となりました。

鏡川今年の花火.JPG

11階のベランダの本当に正面… と云うより[ドまん前]から打ちあがる巨大尺玉の数々!

隅田川の花火とはまた違った意味での、巨大な炎のが描き出す夜空の芸術に感動。

鏡川ナイアガラ.JPG

鏡川沿いに仕掛けられた、300メートルの[ナイアガラ]は日本一の規模でした! 

あまり近すぎて、音も煙も含めて凄まじい臨場感と云うか… 戦場と云うか…

24年鏡川花火.JPG とにかくご覧のとおりで、明る過ぎて、眩し過ぎて… 花火か、爆発か分らぬ程の輝き!

今年も堪能させて頂きました!

 

そして翌日10日土曜日は午前中からふじ和会さんとの打ち合わせ、お稽古です。

よさこい踊り初日とあって、街中は踊り手さんだけで数千人からの人たちが待機して物凄い熱気です。

車も渋滞です。

沿道を埋め尽くすよさこい見物の人混みも凄かったです!

去年は胡蝶もよさこい見物させて頂きましたが、今年はお稽古に専念しま~すっ!

来月末開催のふじ和会、5周年記念の舞台とあって、門弟の皆さんもほとんど個人演目の段取りは仕上がっていました。あとは、約50日間… 踊り込んで素晴らしい本番を魅せて下さい!

 

夕方から… こんなに凄い雨になりました。

高知は胡蝶が幼い頃に夏休みで訪れた時も、凄い雷雨が忘れられない思い出です。

高知 ボヌール 大雨の高知.JPG この雨の中訪れたのが、レストラン・ボヌール。

ふじ和会の皆さんと御一緒致しました。

以前も御紹介させて頂いたとおり、こちらのレストラン・ボヌールは、現代の名工として選ばれた、島田シェフが提案する、高知県の地元の特産物を使ったメニューで構成されています。

 高知 ボヌール 前菜夏の巻.JPG

前菜は、うるめ鰯の味噌ソース。サーモン、蛸、海老のサラダ仕立てです。

季節感豊かな島田さんの、夏のコースの始まりです。

食材の一つ一つに島田シェフの思いが散りばめられていますよ!

高知 ボヌール 冷製コーンスープ.JPG 冷製のコーンスープと、蓋として焼かれたコーンの薄焼が可愛い甘み!

 高知 ボヌール バジルのパスタ.JPG

トマトとバジルの冷製パスタに、メジカ、鶏胸肉のハーブ焼をそえた一品。

香りが最高でした。[見た目より少量ですから御心配なく!]

 そしてメインは、赤ワイン[メドック渋め!]と共に

高知 ボヌール ロンドンオリンピックローストビーフ.JPG

見た目に美しい、ロンドンオリンピックをイメージした英国キッチンスタイルのローストビーフ。

夏野菜と、トマトソース。別に塩麹とザー菜のソースが絶妙でした。

ラストの本日輸入したての[フォアグラ]のフォアグラ丼…!

ダイエットの神様も御怒りです…

全てに量を気にしつつ… 頂戴いたしましたよっ…っっ!

高知 ボヌール 島田シェフと 宗山流胡蝶.JPG

左から、カッチャン[物忘れの女王]、胡蝶、島田シェフ、ふじ和美和先生、河島さん、福重さんと!

食べても太らない神様と最近親交を深めている胡蝶。

しかし…、恐ろしい豪雨と落雷の中で命からがらの帰宅!

ダイエットの神々が、胡蝶の事で、食べても太らない神様と戦っていたとしか思えません。

あの雷雨では、よさこい踊りの前夜祭どころではなかったと思いますよ!

南無南無…。 

 

今日は曇りで、とても涼しい朝です。

午前中の便で浅草に戻って、真夏の常稽古です!

嵐のように駆け抜けた高知夏の巻でしたとさ!

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

8月8日 台北舞踊日 記其の2

2012年8月 9日

台湾では8月8日は[88=パパ]父の日だそうで…

翌日、日曜日には胡蝶より一日早く日本に帰国する恵リン、コッシー、沼ドン三人!

別れの昼宴会は、台湾料理の名門[欣葉(シンエィ)]本店です。

 お箸 台湾欣葉.JPG

千鶴流宗家、美扇の御主人、簡さんの御両親と愛娘、朱里ちゃんも御一緒しての昼食会となりました!

 簡さん一家と.JPGのサムネール画像

どおですか、この成長具合は…、

朱里 清美.JPG

親子競演の舞台が楽しみですね!

まず、チャマのリクエストは渡蟹の唐揚げです!

 渡り蟹唐揚.JPG

見掛けより歯応えが良くて、旨味が濃くて…日本では味わえない逸品に絶句!

 ナマコ料理.JPG

胡蝶のリクエストは、ナマコの煮込み!

見掛けはグロテスクですが、生のナマコを一旦乾燥させて熟成させたものを調理したもので、台湾料理の高級品ですよ!  野菜との煮込みでヘルシー料理としても逸品です。

勿論、カラスミも頂戴致しましたよ!

ここで恵リン、コッシー、沼ドン三人は帰国。

 

胡蝶と美扇はホテルで打ち合わせ!

何と二日前に開業したホテル大倉、台湾店です!

台湾大倉ホテル.JPG[大飯店]は日本では中華料理屋さんのイメージがありますが、大陸[中国]や台湾では[大飯店]とは[ホテル]を指して云いますよ! 

流石、日本随一のホテル、大倉です。大理石のロビー回りに見事なシャンデリア。

大倉正面 胡蝶.JPG

重厚感のある室内も日本と遜色ありません。

一階のティールームも最上のしつらえで、胡蝶はハーブティーを頂戴しました。

 大倉ティータイム.JPG

良いです、ホテル大倉台北!

定宿にしたいです!

午後は古典の振り付けをみっちりとさせて頂きました!

そして最終日は、美扇、簡さん夫妻と、昨年開業したばかりの台湾、加賀屋です!

台湾加賀屋 正面.JPG

台湾とは思えない本格的日本温泉旅館です。

和倉温泉が本店の格式高い加賀屋が… 台湾に開店。

夕暮れ時の提灯の灯は、日本と変わらぬ風情で素敵でした。

館内、お香の香りも和倉温泉の加賀屋さんそのもので驚きました!

 台湾加賀屋 お風呂.jpg

まずは失礼して入浴!

しおらしく美扇と女湯… もちろん女湯に入湯!

チャマと美扇の御主人、簡さんは当然男湯にに入湯!

温泉胡蝶 加賀屋.JPG イマセン… 幻の入浴写真です![美扇撮影]

台湾の天然温泉も湯質が素晴らしく、良い温泉ですよ!

胡蝶、本当に久々の温泉でした。

 

夕食は、台湾3泊目にして久々の日本料理!

それも本格的な加賀懐石!

何より嬉しかったのは[生ビール]です!

日本では当たり前の生ビールですが、台湾のビールは[瓶ビール]が基本!

キンキンに冷えた日本式[生ビール]… さすが加賀屋台湾店!

台北の生アサヒ.JPG

感動の一杯。4日振りでも、百年振りの想いでした!

台北でやっと巡り合った、日本の味… 生ビール

加賀料理 台湾.JPG 加賀野菜の炊き合わせ… 感動の台湾加賀屋!

そして近年、毎晩のようにはまっている赤ワイン!

台北でも夜毎の赤ワイン… 罪の味です… 

台湾 加賀屋 乾杯 宗山流胡蝶.JPG

美味しいです。ポリフェノールの抗癌作用で胡蝶、2000年程生きられる夢を見つつ酔いしれています!

※只の酔っ払いですね! 恐ろしや、恐ろしや!

皆様、是非台湾に行くことが御座いましたら、千鶴流日本舞踊、ホテル大倉台北と、加賀屋台湾店…

御贔屓下さいませ!

そして、今回の台湾の祟りは、チャマ[蝶ノ介]が酔って、自慢の超最高級、宮古上布の着物の袖を、泥酔の果てにホテルの部屋のドアノブに引っ掛けて[致命的カギ裂き]を作った事!

悔し涙のチャマは、胡蝶に逆ギレ、ブヒブヒ云いつつ夜の       台北の街に消えて行きました!

そして帰国した成田空港の荷物受け取った胡蝶の付近が臭い!

クンクン! 誰かのお土産の紹興酒が割れている… 匂い!

なな、何と胡蝶のスーツケースからその芳しい(かぐわしい)紹興酒は香っているではありませんか!

千鶴流の桃さんからお土産に頂戴した高級紹興酒がトランクの中で割れたのでしたっ!

 

トランクの中は、胡蝶の着物、パソコン、舞台映像のDVDと衣類一式…

紹興酒まみれ… 空港で気付きましたが、唖然茫然でタクシーで浅草の自宅に到着するまでトランク未開封。絶望の現実を見届けたく無く… 浅草まで無視。

その後の顛末は御想像にお任せ致します。

今回の台湾舞踊講習会は非常に意義深く、価値のある事でありました…

引き換えに、トランクで紹興酒が割れました!

人生はそんなもので御座いますね。

くれぐれも申し上げておきますが、今回も[日本文化普及の為の舞踊講習会]であり、[グルメ旅行]では御座いませんので勘違いしないで下さいませ!

帰国翌日の昨日から、真夏の常稽古始ってます!

台湾のお土産話で、扇さん、桃チャン、学っ君と帰国浅草宴会!

何やら泥酔のチャマ、貸衣装部にいちゃもんをつけ ての暴言!

ご乱心の暴挙。エゲツ無い得意の逆キレを胡蝶、扇さん、桃チャン、学っ君 、コッシーにあびせかけて失踪。

皆々唖然茫然。

チャマ、酒癖悪すぎます! ひど過ぎます! 

野宿です! 意味不明のチャマでした。

 

それにしても、胡蝶のトランクで割れた紹興酒… 臭過ぎます! 

8月6日 台風恐るべし...

2012年8月 6日

聞いて下さいませ、 こんな胡蝶の夏の台湾物語…を!

当初の予定通り、舞踊講習会の為に8月2日に台湾に渡航の予定でした。

そして胡蝶より一日遅れでチャマ、そして夏休みを利用して恵リン、コッシー、沼ドン[コッシーの友人]と台湾で合流の予定です!

胡蝶は、講習素材、音源、着物に至るまで支度も整え、前夜はお酒も控えめにしてオリンピック観戦しつつうつらうつら。早朝6時に起床して空港に向かうはずが…

早朝5時にJAL[日本航空]から搭乗者に緊急メールメッセージがっ…

そこには次のようなメッセージが…

『本日台湾上空、台風10号、11号直撃のため御予約の羽田⇒台北便は全て欠航となりました…くわしくはJAL御予約カウンターにお問い合わせくださいませ。』

電話して問い合わせようにも、御予約カウンターの電話は午前8時からしか繋がらず…

電話も混み合って、やっと繋がったのがお昼。すったもんだの交渉の末、最短で明日、朝一の関西国際空港から台湾行きのチケットがたった一枚との事。東京からの明日以降の空席待ち200人以上で、来週の月曜日まで満席。月曜日って… 今日、帰って来る日ですよ!

仕方なくその日の最終便で大阪伊丹空港に飛びました。

そこから高速道路で70分かけて、関西国際空港前のホテルへ。

 関空夜景.JPG

一息ついて、ホテル54階の絶景ラウンジにて独り生ビール。トホホ…

いかに絶景と云えども… 不安を抱えての独り酒は…

早朝のフライトの為、浅草からでは一泊しないと無理。

それも、何と、台湾の台風が去っていればとの条件付きですよ!台湾上空の台風10号、11号が停滞したままなら関西国際空港であろうが、成田であろうが着陸不可能なんですよ!

最後の望みに掛けたわけですよ。

関空.JPG 祈りが天に通じてか… 翌朝の関西空港はこの天気!

と云っても… 日本が快晴でも台湾が台風では意味がありません…

幸い台湾の台風も過ぎて、無事二日間掛けて大阪経由、台湾に到着。

結局一日遅れで台湾に来る予定だったチャマ、恵リンと東京発、大阪発で現地合流。

巨大フカヒレ

まずは、巨大フカヒレにて、昼食乾杯。

一安心です。

チャマ、恵リンはシャンプーが最高の美容室へ!

 

胡蝶はそのまま個人稽古に突入!

 二人踊特訓.JPG

日本人顔負けのシューさんと、キーさんの連れ舞いは微笑ましいかったですよ。

二人とも真剣なお稽古です!

 

夕食はいつもの[鐡板焼・新濱]で千鶴流師範幹部の皆さんと!

千鶴流幹部と宗山流胡蝶.jpg

千鶴美扇宗家と恵リンも久々の対面!

新濱 恵リン 千鶴美扇.jpg

相変わらず素晴らしい鐡板焼・新濱でした。

新濱 サラダ.JPG

胡蝶は勿論… サラダはとっても美味しかったですよ!

そして皆さんと別れてから、最終便で日本から到着したコッシー、沼ドンと台湾料理の店[好記(ハウチー)]

にて合流。

台湾ハウチー.JPG 秋から四国の支店長に御栄転のコッシーを祝って、まず紹興酒乾杯!

ハウチー 渡蟹.jpg

どおです、この渡り蟹!

 ハウチー カラスミ.jpg

そして大胆にてんこ盛りのカラスミ… 痛風気味のコッシー、くれぐれも気を付けて!

紹興酒と胡蝶.jpg

深夜の台北、紹興酒と共に堪能致しましたとサ!

 

そして翌日、チャマ一行は昼食は飲茶で有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)へ。

 飲茶ゆるキャラ.JPG

可愛い? 蒸し饅頭[飲茶娘]のゆるキャラと楽しそう!

そして故宮博物館へ行ったようです!

 蝶ノ介 高麗犬.JPG

どうですか、この楽しそうな事!

 

そっ、その頃… 胡蝶と美扇さんはと申しますと、千鶴流勉強会[舞踊講習]です。

20人を超える千鶴会の参加者の皆さんで熱気溢れる教室です。

千鶴流稽古風景.JPG

今回は古典の基本を勉強して頂きました。

端唄の古典小曲ですが、皆さんとてもスムーズな身体の運びに驚かされました。

 日頃から千鶴流宗家、千鶴美扇さんの厳しい指導を受けていらっしゃるんでしょうね!

流石でした。

千鶴流講習会 集合写真.jpg

今回参加された千鶴流の皆さんです!

まだまだこちらの参加者以外にも、門弟さんは沢山いらっしゃるんですよ…凄いです!

何と、中央で陳さんに抱かれているのは、簡さん、美扇の愛娘、朱里チャン!

両親に似て、すくすくと育ち過ぎてます…!

 

来年には久々の千鶴流舞踊会を計画されているそうです!

胡蝶も宗山流も、台湾一の千鶴流舞踊会の成功の為に協力させて頂きますよ!

 

そして、千鶴美扇さんは夜は舞台出演の為、若手チームのお弟子さんを連れて会場に向かいました。

胡蝶と浅草酒飲み組は、台湾料理の老舗、華西街の[台南担仔麺]にて今宵も乾杯!

台南但仔麺 台北 胡蝶.jpg

 このお店のカラスミも絶品。そのお店毎に焼き方や、味も違うんですよ!

台南 カラスミ.JPG 伊勢海老の御造りも、日本に負けないものですよ!

台湾 伊勢海老.JPG

ここで、今宵も御栄転のコッシーを祝って、赤ワイン、紹興酒!

恐るべし…

宮古 チャマ.JPG

そしてチャマは、宮古上布の着流しにお色直し… 訳が解りませんね!

台南但仔麺 台湾.JPG これが[台南担仔麺]の名代、担仔麺です。

[名代(なだい)] とは、そのお店の屋号[店の名]よりも、商品の方が有名になる程の、[看板商品]の事を云いますよ!

あっさりとした中に、コクと旨味が凝縮された一杯は締めの一品!

 

台湾舞踊講習? 日記…次回に続きます! 

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