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胡蝶をどり日記

2013年4月の日記

4月27日 嵐の様な二泊二日

2013年4月27日

水曜日から三日間、公演の打ち合わせで高知に行って参りました。

高知で母とも合流。

今年の胡蝶華舞台、高知公演は県立美術館ホールと、須崎の二か所で公演させて頂きます。

高知での公演は今年で8回目となりますが、須崎での公演は初めて!

どうなります事か…

 塩タタキ.JPG

初日の晩は勿論、鰹のたたきですよ!

 

打ち合わせの合間に、父の生家、兎田(うさいだ)[高知、野市町]の小松家に突然の御挨拶。

父の兄、亮伯父さんも喜寿の祝いを目前に元気そのもの!

小松亮.JPG 亡父に合った様な、笑顔が本当に嬉しいです。

伯父は農業一筋の傍ら、短歌や郷土史の文筆等にも造詣深く携わった文人でもあります。

こうみえて、ロマンティックなインテリなんですよ!

本家の小松家は長男夫妻が継いでいます。胡蝶にとっては従兄にあたります。

その息子二人の弟が、農業を継ぎ一家揃って旧家の農家を守っています。

本家のすぐ下に昨年新築したばかりのお家!

床の間に掛っているのは曽祖父の小松利宗[歌川派の浮世絵師でした]の描いた武者絵の掛け軸です。

小松分家.JPG

昔ながらの木造の日本家屋。新築の木肌が脈々と受け継がれる四国の農家の伝統の新しい一頁を飾りました!

若い夫婦が郷里で農業に従事する…、何だか本当に嬉しくなりましたよ。

 小松家のふらふ.JPG

長男の誕生を祝う、高知独特の祝い昇り[ふらふ]と鯉幟が新築の家の前で、爽やかな高知の空に棚引いていましたよ。

嫌な事なんか吹っ飛んでしまうような爽やかな景色でした。

 小松家墓所.JPG

そして裏山から移築した先祖代々のお墓は本家の直ぐ裏庭にあります。祖父も祖母も眠っていますよ。

舞台の成功と、皆様全員の健康をお願いして手を合わせて来ました!

※二日酔い回避の祈りを忘れた為に、この後とんでもない祟りが…

 文旦の花.JPG

こちらは裏庭[もはや裏山]にある土佐文旦の樹と白い花です。

小松家の蘇鉄.JPG

こちらは以前にも御紹介した小松家の門を入って直ぐに立ちはだかる…蘇鉄。

巨木に成長しました。

胡蝶が子供の頃から… 父も子供の頃からあった蘇鉄。

故郷の大切な思い出は今も巨大に成長を続けていますよ!

子供の頃、夏休みに遊びに行って、悪戯をして入れられた御蔵の痕跡も残っていますよ!

又、高知の本家にまつわる、懐かしくて楽しい土佐の郷里の思い出は、いづれ御紹介しましょうね。

 

そして夕方からは、ふじ和会さんとのお稽古や打ち合わせ。

 大地.JPG

今年も高知公演に花を添えてくれる小笠原大地君と御姉ちゃんお二人です。

皆様、お楽しみに!

 

そしてここ、のいちの繁華街[現在はとっても静まり還った旧繁華街]の、カラオケ八島は、父が生前に毎晩のように宇宙人と化し、飲んで、酔って、歌いまくらせて頂いたお店。

八島.JPG

胡蝶も父の他界後から度々寄らせて頂き、父の思い出話を聞かせて頂いたお店です。

時代の流れには逆らえず、来月、五月いっぱいで閉店になるとの事。

寂し過ぎますね。 

ママのお話しに…涙が出ました。

高知の皆さん、父、小松功の思い出がいっぱい詰まった[八島]に是非、閉店までに一度、謡いに行って下さいまし!

ママ、本当に有難う御座いました。そしてお疲れさまでした!

 

二日目は須崎へ!

須崎は高知市内から車で40分、電車で50分、歩いて山越え谷越え2日半程の距離にある町です。

初の須崎公演に向けての御挨拶回りです。

 

チラシ、ポスターと素顔の胡蝶との落差に戸惑う須崎の皆様。キョトン…

古典の日本舞踊の印象… 大衆演劇なの? 新舞踊?

まったく知名度の無い胡蝶の舞台ですから、初の御目見得が何しろ大変です。

二日酔い胡蝶.JPG

二日酔いで不機嫌な胡蝶。

むくんでしまっていて、只でさえ他人の様な白塗りポスターとのギャップが殊更にひどくなり…

まるで胡蝶の成り澄まし詐欺が出没したかのようです。

笑顔を顔に張り付けて、又しても三日目の御挨拶に出発です。

かわうその里.JPG

町のあちらこちらに胡蝶のポスターが貼られていて… 有難い事です。

ホテルロビー.JPG

良い公演になればと思っています。

 

こちらは高知の親しい知人の愛猫チャン!

澤野家の猫 (2).JPG

猫好き胡蝶はまっしぐら!

 澤野家の猫 (7).JPG

可愛いでしょ! 撫で撫で、ハグハグ… 

 

嵐の様な二泊二日、高知の御挨拶と打ち合わせ、お墓参りに二日酔い、猫撫での旅で御座いました。

 

今日は午前中から、人形町の鬘職の老舗、東京演劇かつらさんで宗山會の二人椀久の鬘合わせを蝶吉さんと。

その足で美容室へ直行。髪を結って着物に着替え…

今月の[胡蝶舞踊講習会]です。

今月の曲目は、男女の相舞踊で[はぐれこきりこ]です!

行って参りまーす! 

4月23日 鮭の♀みたいな目付き

2013年4月23日

台湾から帰国して翌日、紀尾井ホールに本条秀太郎先生のリサイタルを拝聴。

山中節の原曲や、長崎ぶらぶら節等、哀調豊かな声と三味線に酔いしれましたよ!

 本條秀太郎.JPG

終演後楽屋に御挨拶。

11月の三越劇場への出演の御誘いを本条秀太郎先生から頂き… 驚きと感謝ですっ!

そして余韻を楽しむ間も無く浅草に舞い戻り、終演後の木馬館へ!

翌日のお芝居の稽古2作分と、座長、花形との相舞踊の振り付け…深夜迄。

一夜浸けとは正にこの事ですね!

稽古終了後、性懲りも無く深夜迄花形と芝居談義しつつ鮨屋で熱燗。

 

当日は生憎の雨。

一見劇団木馬館 雨の搬入.JPG

ブルーシートに覆われた衣裳を木馬館に搬入する桃ちゃん… 

雨河童姿が凄すぎます!

昼の部のお芝居、胡蝶は仁侠の姐さんの役です。

座長の好太郎さんと…

 一見劇団木馬館宗山流胡蝶 一見好太郎楽屋.JPG

台詞が頭の中でグルグル…

一見劇団木馬館宗山流胡蝶 開演.JPG

開幕前に皆さんと舞台での一枚!

雨だと云うのに、補助席まで出て超満員の大入りです!

 

舞踊の一曲目は遊女で[いろは綴り]です。

紫天神と云う特殊な髪型です。

一見劇団木馬館宗山流胡蝶 いろはつづり.JPG

衣裳は時代友禅の胴抜きです。

こう云う遊女の帯結びは博多献上を[前挟み]にしています。

 

そして縞に柳の引き着で[お吉花無情]です。

 一見劇団木馬館宗山流胡蝶 昼お吉.JPG

吉菱の帯… お吉用の特殊な帯です!

一見劇団木馬館宗山流胡蝶 吉菱の帯.JPG

そして、昼の部は座長との相舞踊で[人恋酒]です。

胡蝶が立ち役ですよ!

 一見劇団木馬館宗山流胡蝶 人恋酒.JPG

たった15分程の前夜のお稽古でいきなり本番… 凄い記憶力に脱帽です。

昼の部、大変な大入りで無事終演。

 一見劇団木馬館宗山流胡蝶 皆さんと.JPG

皆さん応援に駆け付けて下さいました。

皆様をお見送りしてからは、直ぐに化粧を落として…

夜の部の台詞を思い出しつつ化粧に取り掛かります!

夜の部のお芝居、胡蝶はとっても変な女将さんの役。

 一見劇団木馬館宗山流胡蝶 変な三人.JPG

いっちゃってる女将さんの役です!

お芝居って本当に色々な役をやらせて頂けるから楽しいんですよ。

理屈では片付けられない、ハチャメチャが良いんです。

 一見劇団木馬館宗山流胡蝶 女将.JPG

派手な着物に派手な髪型も全て御指定通りに仕上げましたよ!

今回の夜の部、初めて胡蝶の舞台を御覧になった方がいらっしゃったようで…

よりによって…いったい胡蝶にどの様な印象をお持ち下さったのか…とっても興味深い処ですね。

 

そして急いで化粧を直して舞踊の支度に…

処が… 三枚目の眉を尚した為、本来の胡蝶の化粧の眉の位置より2.3ミリ高く…

キツ目の顔に仕上がってしまいました!

 一見劇団木馬館宗山流胡蝶 桜.JPG

4月も半ば過ぎですが、肌寒かったので名残りの桜の衣裳。

 一見劇団木馬館宗山流胡蝶 お太鼓.JPG

お太鼓は白地に銀の織り出しで文字散しの丸帯です。

二曲目は[女春雨破れ傘]は切り天神という髪型です。

 番傘胡蝶.JPG

やはり目元がキツくて、産卵を間近に控えた鮭の♀ [メス] みたいな目付き。

 宗山中筋.JPG

宗山の首抜き衣裳で踊らせて頂きましたよ!

柳結びの帯は、長くても駄目で、短くても不粋になってしまうので、シンプルでもといも難しいんです。

一見劇団さんの皆さんも、思い思いの演目で客席を沸かせていらっしゃいました。

 一見劇団木馬館宗山流胡蝶 佐渡の恋歌.JPG

花形の古都乃竜也さんと[佐渡の恋唄]を御一緒しました。

 一見劇団木馬館宗山流胡蝶 佐渡舞台.JPG

こちらも完璧な振り覚えに感心させられました。

一見劇団木馬館宗山流胡蝶 (232).JPG

舞踊家の私の方が肩無しです… 御恥ずかしいです。

 

夜の部も、期待以上の御来場数でまずまずの入り。

何より嬉しい雨の日の大入りでした。

一見劇団木馬館宗山流胡蝶 大入り.JPG

終演後は一座の皆さんと近所のお好み焼きで大宴会!

一見劇団の皆さん、今回もたくさん勉強させて頂き、ありがとう御座いました。

そしてお足元の悪い中、遠方から新幹線まで使ってお越し下さった方も含め、本当にありがとう御座いました!

  

4月19日 躍進の千鶴流

2013年4月20日

二泊三日の強行軍で台北より、夕方帰国致しました。

 台北稽古 (12).JPG

これは一昨日の出発時、17日の羽田空港国際線の税関です。

早朝だったので驚くほどスッキリと人気の無い税関でした。

※何と税関付近の写真撮影は禁止だそうで… 係の方に咎められてしまいました…

 

気温17度の東京から3時間半で気温29度の台北に到着。

最近では清涼飲料でも日本を代表する[綾鷹]の台湾の発売キャンペーンで千鶴流が大活躍。

台湾全土での発売イベントで毎週のように日本舞踊を披露。

台湾加賀屋でも定期的に日本舞踊を披露している人気振りです!

 

到着早々、千鶴流宗家、千鶴美扇[宗山流光]と飛行場から直行~早速フカヒレ昼食。

 台北稽古 (10).JPG

巨大フカヒレは相変わらず台湾ならではの贅沢料理。

宗山會の演目の事、来年の千鶴会の事等、多岐に渡って打ち合わせです。

 

夜の振り付け迄の間、美扇宗家はお弟子さんのお稽古、胡蝶はリンパトレナージュのエステで一息!

結構ハードな立ち役の[奥義]の演目を集中振り付け稽古しましたよ!

立ち役を得意とする美扇だけあって、流石の理解力。吸収力には脱帽!

[槍]の扱いが見せ処の演目… 近い将来御披露となりますよ!お楽しみに

 

夕食は、お気に入りの鐡板焼きの新濱へ…

台北稽古 (11).JPG オレンジジュースの美扇と胡蝶は台湾ビールにて乾杯!

 台北稽古 (14).JPG

車海老の鉄板は何時もながらのマスタードソースとの相性が良いですよ!

 台北稽古 (1).JPG

何十年も台北鐡板焼きの新濱で活躍の日本人料理人が目の前で鮮やかに調理して下さいますよ!

 

もちろん、夕食後は深夜の振り付け…バッチリさせて頂きましたよ!

鉄板焼きのカロリーは消費してから寝ないとっ…

 

翌日のお昼に市内から程なくの、温泉街の会員制スパで打ち合わせフレンチ昼食。

 台北稽古 (9).JPG

ドレッシングとしてあっさりコンソメのジェルの上に精緻な野菜の可愛いサラダの一皿。

一つ一つの野菜の味が楽しめる、目と舌で感動できる一品でしたよ!

 台北稽古 (13).JPG

お昼から白ワイン…不謹慎にも[いつもですが…] 白身魚とホタテの雲丹ソース掛けには白ワインでしょっ!

午後からは、様々な生地の宝庫、永楽市場で衣裳の裏地等を買い求めましたよ。

 

夕方から、又しても新曲の振り付け。

5月の宗山會にも台湾から千鶴美扇[宗山流光]の舞を披露しに来てくれますよ!

[序の舞恋歌]も相原ひろ子さんの歌声に乗せて、新振りにて披露してくれますからね!

勿論、立ち役の凛々しい舞台も御覧頂きますよ!

 

夕食は門弟会の方と、美扇、御主人の簡さんと共に台北市内の台湾料理にて乾杯。

 台北稽古 (6).JPG

門弟の皆さんは…飲めますよ!

台北稽古 (4).JPG

実は今回、簡さんは風邪気味でしたが… 乾杯して少し顔色も良くなったようですよ!

 台北稽古 (2).JPG

台湾の海鮮料理は、お店の水槽の新鮮な魚介類をその場で選んで料理してもらうのが人気のスタイルです。

 伊勢海老や、渡り蟹など本当に何でもあります

そして夕食後に、ベイビー朱里に再会!

台北稽古 (3).JPG

1歳になった朱里ちゃんはそれはそれはしっかりとしてきましたよ!

音に合わせて全身でリズムをとるんですよ。

将来が楽しみですね。

今回も強行軍でしたが… 来月の宗山會には台湾から千鶴流の皆さん来て下さいますよ!

千鶴流幹部.JPG

そして… 朱里ちゃんも初来日ですよ

 美しのJAL.JPG

美しいJALの紅白の機体が並ぶ成田空港です。

帰国便は羽田ではなく成田でした。

 

 

  

4月16日 曇り空の那覇でしたが

2013年4月16日

先週の金曜日は、大人気の老舗劇団、ワハハ本舗の全体公演の[ラスト]を赤坂アクトシアターにて観劇。

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昨年から共演させて頂いている佐藤正宏さんも、久本雅美、柴田理恵と並ぶ劇団創立以来の看板役者として活躍されていますよ!

 ワハハ本舗の全体公演はとりあえず30年の区切りで今回がラスト公演とあって、いつもにも増して大変な御客様。全国ツアーの幕開けが東京からですが、全公演完売御礼の凄さです。

 佐藤さん.JPG

何と佐藤さん、舞台では白塗りの女形を披露。

3時間に渡る公演でした。

 パトラッシュ前足と.JPG

帰りのロビーには、劇中で登場したフランダースの犬の巨大[パトラッシュ]が放置されていました。

余りに巨大なパトラッシュの足に頬ずりする胡蝶であります!

宗山流の創設期の初代稽古場が近所だったので、終演後は懐かしい赤坂の街で乾杯!

チャマ、要、扇、桃、蘭、恵リン、正恵というメンバーでした!

 

土曜は早朝5時に浅草を発ち、沖縄のお稽古に。

生憎の曇り空の那覇でしたが、お稽古は爽快ですよ!

 中庭.JPG

初日の晩から、沖縄料理のお気に入りのお店の中庭にて乾杯!

乾杯中庭.JPG

現在那覇は二人の師範が率いる[花蝶会][蝶江会]の二つの教室で宗山流の舞踊を学んで下さっています。

胡蝶が月に一度、三日間の集中稽古を那覇でさせて頂くようになってもう1年になります。

当初いらっしゃった方の中には、[退会して頂いた方]もいたりで…何かと波乱もありました。

胡蝶は[渡り鳥]的に流派から流派を精力的に道場破りされる方がとても嫌いなので…

そう云う方は真剣に舞踊の技術を習得する事より、御自分の都合の良い[居心地の良い楽園稽古場]のみを求めてさまよわれる方が多いんですよね! 

おぉ怖っ!

御師匠様方… 渡り弟子には、御気を付けあそばせ… 

[※その反対にとんでもない自称家元も天文学的数いらっしゃいますよ。そのお話しは…又別の機会に、ゆっくりと、こってりと、長々と…]

那覇のほほ笑み.JPG

現在の那覇教室は本当に真剣に舞踊に取り組んでいるメンバーだけで細々とですが、楽しくお稽古していますよ![お稽古も、宴会も、お遊びも]

皆さんの優しい笑顔に癒されていますよ!

特に現在は10月の沖縄国立劇場の個人演目の集中稽古です。

201306~1.JPG

そんなこんなで… 6月の胡蝶をどりらいぶ、那覇公演はどの様な事になりますやら。胡蝶をほとんどの方が知らない沖縄での公演ですので… 特に胡蝶を嫌いな方には御覧頂きたいですね!

三日目の那覇は快晴でしたよ!

 

そして昨晩浅草に帰還。

今日はこれから本部教室の常稽古です。常稽古とは申しましても、5月の宗山流本会前の稽古ですから…けっこう真剣勝負ですよ、皆さん!

そして、明日から台湾へ。振り付け稽古させて頂きます!

帰国致しましたら翌日は一見劇団さんの木馬館に乱入出演させて頂き、月末の舞踊講習会へと突き進んで参ります!

めでたしめでたし…! 

4月8日 [祇園の夜桜]に大喝采の一幕

2013年4月 8日

こんな事もあるんですねぇ… 天気予報が180度良い方にはずれて…

爽やかな日本晴れの第32回、若扇会当日!

最強の雨女胡蝶をも吹き飛ばし、正に舞踊会日和!

心の底から安心しました。

会場は船堀タワーホール。朝から満員のお客様!

例年の如く、宗山流で音響、後見等お手伝いさせて頂きました。

今年は特に司会アナウンスも担当。桃、翼は音響です。

 金澤恵美 舞台袖.JPG

扇のアナウンスに要が補佐をして何とか大役を勤めさせて頂きました。

宗山流からの賛助出演トップバッターは恵リンの[さんさ恋しぐれ]です。

 若扇会 金澤恵美.JPG

今回は、顔師さんの化粧では無く、胡蝶が宗山形成形外科として執刀医。

いゃー、元々が和物顔ですから、描きやすかったですよ。

今後自分の一番美しく見える顔を描けるようになりますよ!

※この写真は鏡に映っている姿を撮影した為、襟が右前に写っていますが、着付けの間違えでは御座いませんので御安心を!

若扇会 桃.JPG

そして爆弾桃![海鳴りの唄] ですが… お客様には[耳鳴りの舞]だったかも…

 宗山流胡蝶 相川の女.JPG

胡蝶はまず立ち役演目[相川の女]でした。

眉が一文字過ぎて怖くありませんか?

時代物の芸者の引き着を解いて、黒紋付とハギ合わせた[切り継ぎ]の衣裳です。

 相川の女 宗山流胡蝶.JPG

宗山衣裳部の独特の衣裳です。

冒頭の音量ミスと、引っ込みの[析] の音色があまりにも最悪で…

今回の相川の女は… 最悪の出来でした。

本当にゴメンナサイませ!

 

そして、怒りを噛みしめつつ、直ぐに化粧を落として黒子でした!

演者が余りにも小柄のかたなので、巨大胡蝶は後ろに隠れられないんです…

若扇会  (21).JPGのサムネール画像

笑える構図でしょ!

悲しい時に御覧頂きたい写真の一枚です!

怒ったり笑えたり… 胡蝶の生き様その物です。

手習子 引き抜き.JPG

[手習子]の引き抜きです。

追いハギのようでしょ!

若扇会 若扇家元.JPG こちらは会主若扇美和徳家元の[祇園の夜桜]の芸妓姿です!

大らかなお人柄が出ていて、本当に可愛いでしょ!

 若扇会 祇園の夜桜.JPG

そして禁断のこの写真…何と、門弟さんの84歳、88歳の舞妓さんも参戦!

三人合計で240歳超えの[祇園の夜桜]に大喝采の一幕。

美魔女の図。

幕が閉まった途端に、若扇美和徳先生と感動して抱き合っちゃいました!

本当に御高齢のお二人のお弟子さんと一緒に[祇園の夜桜]を踊れた事が嬉しかったと、何度も涙していらっしゃいました。お人柄です!

 宗山流扇 雪舞い.JPG

そして扇は[雪舞い]を初演。

お稽古時と違い、衣裳を付けて踊るとなかなか難しい処もあります、との事でした。

本当にそうなんですよ。

扇と交代で司会を務めつつ出番を待つ要。隣は翼です!

宗山流要 北見翼.JPG

要も[女春雨破れ傘]を初演しましたよ!

何とか初演二題、無事御披露致しました!

 若扇会 宗山流蝶ノ介.JPG

チャマはと云うと…[桜の花の散る如く]を… 初演どころか… これと山河以外踊れないのか!

と云う程数を重ねて芸を深めておられます??? チャマ之助

 若扇会  片瀬月.JPG

胡蝶は後半[片瀬月]と[ささ舟]を踊らせて頂きました! 

若扇会 ささ舟.JPG

衣裳は雨に燕の[濡れ燕]の引き着です。

どなたかに『素敵な蝙蝠の着物ですね!』 と云われました… 燕ですよ!

こちらも、バタバタしていて、短時間に化粧したため自分では気にいっていないんです。

ムッ… 

難しいですね、最良のコンディションで舞台に乗ると云う事は… 

一生のうちに何度…という世界ですね。

若扇会 ラスト.JPG

千秋楽後に賛助出演の家元の大先輩の皆様との一枚です。

こちらとて、平均推定年齢は世界の七不思議です。

とてもとても胡蝶一人の力で平均年齢を下げる事は不可能と思われます!

若扇会 杉田浩子 小林.JPG

楽屋で西荻舞浩さんや親衛隊の方や、その御友人との一枚です。

何にしても、第32回若扇流の皆様、大成功、そして晴天おめでとう御座いました!

蝙蝠じゃありませんからね!

4月6日 花〔鼻〕も嵐も

2013年4月 6日

何と、急速に発達する低気圧の影響で、週末の今日から、明日7日[若扇会本番]にかけ、全国的に大荒れの天気になるとか…(驚!)

昨年の4月に襲来した、各地で死傷者が出た、いわゆる「爆弾低気圧」と同様の状況で、台風並みの暴風雨となりそうです。(ほんとかしら!)

何と何と、政府は外出を控える、警報・注意報が発表された場合は早めに帰宅するなど、(舞踊会以外の)不要不急の外出は控えるように呼びかけているんですよっ!

 

でも…明日の船堀タワーホールでの若扇会は華やかに開催致しますよ!

胡蝶の演目は、立ち役が[相川の女] 久々の上演です!

宗山流胡蝶 写真.JPG

後半が[胡蝶舞づくし] で舞踊二曲とトークを御覧頂きます。

 

宗山流からはチャマ(蝶ノ介)の[桜の花の散る如く]

要の[女春雨破れ傘]

扇の[雪舞い]

桃の[海鳴りの歌]

金澤の[さんさ恋しぐれ]…が、花も嵐も乗り越えて出演させて頂きます!

 

速報!

 

今月4月21日[日曜日] に浅草木馬館の[一見劇団]さんに出演させて頂きます!

一見劇団さんは胡蝶が一番親しくさせて頂いている劇団さんです。

宗山流胡蝶 さのさ舟.JPG

昼夜、お芝居、舞踊も全て差し替えての別演目ですよ!

公演時間は、昼の部が12時開演、夜の部が5時開演

入場料金は1600円です! 日曜日ですから前売り指定席ありますよ!

是非是非、お遊びにいらして下さいね! 

4月1日 桜吹雪の杉並清流会

2013年4月 1日

桜吹雪の西荻勤労福祉会館。

第25回大江戸顔見世名流撰、清流会杉並会の御報告をさせて頂きましょう。

今回も60曲の演目が揃い、各流派の皆様の熱演が繰り広げられました。

宗山流胡蝶 二人静.JPG

胡蝶は20番目の休憩明けに[二人静]を踊らせて頂きました。

 第25回杉並清流会 二人静 宗山流胡蝶.JPG

今回、二回目の[二人静]の再演でした。

この、[耳ジケ] と云うお姫様のような肩に下がっている毛ですが、サラサラと揺れる感じが大切なのですが、乱れたり、肩の後ろに流れたりすると駄目なんです。

いつも綺麗に肩に乗っているように踊るのが本格とされていますよ。

姫は姫らしく格調高く舞わなければ… と云う昔からの口伝です。

小難しい話でゴメンナサイ…!

第25回杉並清流会 おけさ.JPG

下手の楽屋の廊下も、出演待ちの東京おけさ会の皆さんで所狭しといった感じです!

今回も指定席、自由席とも、札止めの満員御礼でした。

 第25回杉並清流会 金澤.JPG

[島田のブンブン]を踊った恵リンです。

自前鬘の潰し島田がピタッと決ってますね!

 第25回杉並清流会 杉田浩子 新.JPG

杉並会実行委員長の、西荻舞浩事、杉田浩子さんの芸者姿です。

演目は[さんさ恋しぐれ]でした。

客席も熱狂的な黄色い掛け声で盛り上げます!

 第25回杉並清流会 浅香宗月.JPG

こちらは浅香流剣劇舞踊、浅香宗月先生と、殺陣の皆さん。

芝居仕立ての[関東流れ唄]を御披露して下さいました。

本格的な立ち回りとお芝居で盛り上がりましたよ!

 巴流家元 巴舞翔.jpg

毎年御出演下さっている、巴流家元、巴舞翔先生と門弟の皆さん。

杉並会の締め括りは巴舞翔先生の[十和田湖]でしたよ!

 チャマと.JPG

ロビーにてチャマと胡蝶蘭を挟んで!

皆様の熱演に引き続きいよいよ恒例の[胡蝶演歌舞踊の世界]です! 

第25回杉並清流会 記念写真.JPG

開幕前に緞帳の内側で[演歌舞踊の世界]の出演者が集合!

右の紋付き姿の若者は、昨年から参加して下さっている紅梅流の若手ホープ、山谷君です。

第25回杉並清流会 水景色.JPG

今回は、胡蝶の大好きな[風流水景色]から開幕です!

宗山流 要、扇、胡蝶の三人で芸者姿でスタート… 本来なら析頭で暗転から一転、パッと明るくなる演出だったのですが…

リハーサルでは上手くいったのに… 本番は間が悪く… 胡蝶少々ムッとしてます!(怒)

第25回杉並清流会 風流水景色.JPG

怒りを押し殺してます… この顔!

第25回杉並清流会 芸者 宗山流胡蝶.JPG

笑顔でも…ムカムカ胡蝶でありました!

第25回杉並清流会 要風流水景色.JPG

要も三人での揃い振りは稽古時間の調制がつかずに、先週一度合わせただけですが…

要、扇さんに助けられて何とか無事ムカムカ踊りもやり過ごしました!

宗山流  北見翼.JPG

北見翼は[龍虎の舞] 初演でした。

これ… 宗山流でもとても体力、気力を必要とする難曲です。

回数を重ねて行くと仕上がって来るでしょう!

第25回杉並清流会 春雨情話.JPG

そして胡蝶は衣裳を黒から白地に引き抜いて[女春雨破れ傘]です。

これも、結構飛んだり跳ねたりの芸者演目。

第25回杉並清流会 目付き.JPG

目が怖いですね…まだ

何と云う大胆不敵な目付き。もはや女の見得じゃありませんね!

オバサン、オジサンでオバジーま目付きです!

第25回杉並清流会 女春雨.JPG

最後の決りなんて、殊更凄い目付きに、我ながらビックリ

瞳孔が開ききってしまっていますね!

第25回杉並清流会 蝶ノ介 山河.JPG

そしてチャマはお得意の[山河] を紋付き姿で御披露。

近頃浅草の愛之助… と呼ばれてるようで…

蝶ノ介さん愛之助より素敵… なんて無責任な誉め言葉にまんざらでもなさそう。

皆様、チャマを誉めそやさないで下さいませ! 木に昇って下りて来られませんから!

やはり愛之助ではなく [チャマ之助]ぐらいにしておいて下さいマセ。

第25回杉並清流会 桃客席.JPG

そして桃も弾けてます。

第25回杉並清流会 桃ピース.JPG

舞台と客席の境目が本人無いのです。

北朝鮮にも桃の国境無き舞台を見習って欲しいものですね。

 

第25回杉並清流会 ネオン川.JPG

そして洗い髪の胡蝶です。

[ひばりの佐渡情話]を権田格子の引き着で踊っています。

第25回杉並清流会 権田格子.JPG

この髪に掛ってる白い髪は[鬢紙-ビンガミ] と云って湯上りの風情を表現するものです。

湯気でビンの毛が落ちてこないように… と云う気遣いを様式にしたものです。余談です。

第25回杉並清流会 佐渡情話 宗山流胡蝶.JPG

日本の風俗、服飾には色々なものがありますでしょ!

第25回杉並清流会 山谷.JPG

そして、若さ溢れる山谷君の[暁月夜] 

切れの良い身のこなしと、鮮やかな二枚扇に客席も魅了されてしまいましたよ!

第25回杉並清流会 宗山流扇.JPG

扇さんは先日の舞踊講習会の課題曲[春の雪]を初演!

しっとりと夜会巻きにお太鼓姿です。

お客様の溜息が聞こえましたよ!

第25回杉並清流会 大江戸.JPG

今回の胡蝶の立ち役は[大江戸祭り囃子]です!

これも単独では初演です。

第25回杉並清流会 おかめ面.JPG

後半はおかめのお面を被って、鳶頭の喧嘩を止めに入りますよ!

第25回杉並清流会 幕切れ.JPG

皆様の声援、立ち見のお客様からのエネルギーを頂戴して、何とか6時20分に千秋楽。

第25回杉並清流会 合同.JPG

安堵の表情の皆んなです。

清流会前半では音響機材の不具合で数名の御出演者の方に大変ご迷惑をお掛けしてしまいまして申し訳ありませんでした。

御出演の皆様、本当にお疲れさまでした。

今後とも清流会を宜しくお願い申し上げます。

西荻舞浩さん、お疲れさまでした!

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