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胡蝶をどり日記

2014年11月の日記

11月28日 清流会 第30回記念大会

2014年11月28日

今年で30回の開催をさせていただきます、大江戸顔見世名流撰 清流会の記念大会の様子をお知らせいたしましょう。

今回は、ツボ合わせ、先日のリハーサル、そして本番当日と素晴らしい秋晴れお天気に恵まれて幸せでした。

 

今回は30周年記念ということもあって、開演前から胡蝶がロビーでご来場のお客様をお迎えしましたよ。

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下手袖では出番を待っている巴流の皆さんとの一枚です。

まだのんびりと素顔のチャマもいます。

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こちらは、楽屋裏の通路で出番を待つ恵リンと水野さん…

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この二人は来年、晴れて宗山流名取を取得しますよ。

開演に先立ちまして、緞帳の前でご挨拶をさせていただきました。

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例年よりも三十分繰り上げて、十時からの開演でしたが、3階席まで本当にいっぱいのお客様がご来場になって大変な盛り上がりで、開演させていただきました。

朝から張り毒舌をぶっ飛ばすと一日の素晴らしい舞踊会が台無しになってしまいますので…

清く正しく美しくご挨拶させていただきました。

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これは、宗山流凜の[雪舞い]です。

舞台出演を重ねるごとに落ち着きが出てきますね。

緞帳の前では、清流会の発起人でもあり、実行委員長を務める英邑流家元、英邑秀先生のご挨拶に引き続き、30回を記念して、長年の功績に対し記念品の贈呈が行われています。

一言に三十回と申しましても、山あり谷ありいろいろな困難がございました。

清流会がこの日を迎えられましたのも、ご来場のお客様お一人お一人と、清流会に御出演くださった皆様のおかげです。

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今回は30回記念という事もあり、長唄地方連中の出演による生演奏での演目の上演もありました。

まずトップバッターは、扇さんの[獅子の乱曲]です。

30回 宗山流扇 獅子の乱曲.JPG

紫の綸子の牡丹の衣裳が格調高くキリリとした前割れの鬘姿で勇壮に…

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スピード感と緊張感のある演物に一気に舞台の熱が高まります。

引き続き長唄演目は、チャマと要の[吉原雀]です

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この作品は華やかな演奏に加えて、江戸の粋な吉原風俗を表現した演目です。

チャマは今回で四回目の上演となります。

30回清流会 宗山流蝶ノ介 要.JPG

毎回顔合わせは違いますが、今回は要との共演です。

[半素]という上演方法で、歌舞伎と違い、二人が鳥売りの衣裳をつけるのではなく、立ち役は紋付で勤め、相方は粋な芸者のようないでたちで簡略化して勤めます。

そして胡蝶は久々の上演となる[船頭小唄]です。

30回清流会 船頭小唄 宗山流胡蝶 (5).JPG

黒地の縮緬の時代布を切り継ぎした独特の着流しです。

30回清流会 (10).JPG使用している番傘は20年以上前に[初音供養]という自作のお芝居を上演した折に誂えた[巴屋]という屋号を入れて誂えたもので…

油が回ってボロボロになってしまったものを柄から外し、筵代わりの人目避けに胡蝶が自作したものです。

別の傘も使用したことがあるのですが、やはりこの古色蒼然とした風情に勝るものはなく…毎回補修しながら大切に使わせていただいています。

よそ様からご覧になると何という事もない小道具ですが胡蝶にとっては大切な宝物なんですよ。

ちょっと風変わりなオリジナルの小道具です。

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髪は総髪です。

油っ気を押さえてもらって、騒然とした感じを表現しています。

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久々の上演だったのでちょっと緊張しました。

 

清流会の様子…まだまだ延々と続くのですが、

何とこれから胡蝶は、海外公演[ウクライナ、キエフ、クタイ]に出発します。

海外公演の様子もウクライナから更新させていただきます。

 

来月帰国後になってしまいますが、清流会の後半の様子は後日掲載させていただきますので楽しみにお待ちくださいね。

 

残りの旅支度をしてこれから成田空港へ向かいます。

 

11月5日 萌永船上披露宴の巻

2014年11月 5日

チャマの愛娘、双子の姉、萌永チャン[宗山流萌]が晴れて、カナダ人の医師、マツドとゴールイン。

今年五月の妹の裕巳チャンに引き続き今年二度目の婚礼です。

実は8月にカナダでの挙式は済ませているので、今回は日本での二度目の披露宴です。

会場は[シンフォニー]と云う船で船上結婚式です…

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宗山流からもたくさんの皆さんが出席してくださいました…

勿論…着物で勢揃いですよ!

こちらはシンフォニーの乗船待合室…

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胡蝶の隣が新郎のマッドです。新婦の父チャマの隣はマッドのお兄さんです。

毛の量があべこへですね…

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すっかりクリスマスの飾り付けです。

クリスマスの飾りが街に増えてくると、何だか慌しくなって来て…嫌ですっ…

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今回は秋にちなんで、渋い墨鼠の地色に白菊の小振袖です。

肩に集中して柄を差して頂きました。

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帯は紅葉と流水で[竜田川]と云う意匠の唐織です。

季節を逃すと着られない組み合わせの着物と帯です。

 

いよいよ夕方3時に乗船

シンフォニーの二階で船上結婚式です…

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父のエスコートでウエディングドレスの花嫁入場です

にこやかなムードで、リラックスしている新郎新婦…

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国際結婚…って感じでしょ、これぞ正に…

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船長さんの祝福と認証を経て、二人の新たな船出です。

 

引き続き披露宴の宴会場へ移動

新郎の所縁の民族衣裳にお色直しをして乾杯です

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繊細に吟味されたフルコース料理でした。

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新郎新婦を取り囲む宗山流関連ご一行様の一枚です…

後半は和服に着替えた新郎新婦です。

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マッドも黒紋付が似合っていますね…

すごい貫禄ですっ!

終始和やかに、心温まるお式だったと、皆様から喜んで頂けた事が…

何よりです。

二人の門出に花を添えて頂いた御列席者の皆様、感謝したします。

 

いよいよ清流会の仕込みとお稽古でビッチリの日程です。

11月1日 第22回東京新聞名流祭

2014年11月 1日

毎年恒例の、東京新聞社主催の名流祭が、10月26日に浅草公会堂で開催されました。

胡蝶は平成9年、第五回から出演させていただいていますから…

18年も…出演させて頂いているんですね…

 

こちらは大先輩の若扇流家元、若扇美和徳先生の[夕霧]です。

若扇流家元、若扇美和徳 夕霧.JPG

凛とした立ち姿の城傾姿です。

龍巳衣装と龍巳かつらを御愛顧頂いております…

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こちらも重鎮の瑞穂扇梢宗家と 二代目家元の瑞穂盛太郎さんです。

胡蝶の出番前に下手の舞台袖です…

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今回胡蝶は[佐渡の恋唄]を踊らせて頂きました。

この衣装は、黒縮緬に波頭を佐渡おけさの衣装風に、裾引きに染めてみました。

佐渡の恋唄 名流 (1).JPG

裾裏は黒繻子にして、比翼無しの [一枚引き] です。

今回、取りを勤めさせて頂きましたが…

笠の紐を解きそびれて… 固結びになってしまい…

手間取ってしまいました…

名流佐渡.JPG

舞台は常にハプニングが付き物です。

やり直しが利かないからこその緊張感がありますね…

今年も大賑わいの名流祭でした。

 

今日、11月1日は、チャマの双子の愛娘の萌チャンの結婚披露宴です…

支度して行って参ります…

 

 

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