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胡蝶をどり日記

2017年1月の日記

1月31日 昨年のご報告 其の壱

2017年1月31日

来年の事を言うと鬼が笑うと申しますが…

胡蝶の場合は逆ですね。昨年の10月迄にさかのぼり、

皆様に舞台の御報告をさせていただかなければなりません。

 

沖縄国立劇場での宗山會から一週間後の10月23日 日曜日

浅草公会堂で行われました、恒例の東京新聞社主催[名流祭]の舞台。

午前中に大和楽[序の舞]を蝶ノ介、要、扇の三人で上演させて頂きました。

 

名流祭 平成28年 序の舞 宗山流  (1).JPG

 

10月は過密スケジュールでしたので、前週の沖縄で上演させて頂いた演目を御披露させて頂きました。

稽古不足が怖いですから、二週続けての同じ演目は、安心ですね。

名流祭 平成28年 序の舞 宗山流  (3).JPG

要さん、いつにも無く緊張の面持ちです。

名流祭 平成28年 序の舞 宗山流  (2).JPG

何時も、ドッカリと安定感のある扇さんです。

 

本来、名流祭では、一流派1人の家元の出演が基本ですが、

ありがたい事にもうひと枠頂戴して近年は、蝶ノ介、要、扇も出演させて頂いております。

 

そして胡蝶は伊達傾城の姿で[夕霧]を上演させて頂きました。

名流祭 平成28年  宗山流胡蝶 夕霧 花魁 (2).JPG

実はこの演目も、翌月の清流会で序幕に上演させて頂くのに先駆けて、御披露致しました。

この夕霧の鉢巻きは特別です。

[病鉢巻] と云って、歌舞伎では病人の役は紫色の鉢巻きを装着します。

紫色の鉢巻きに病気を治す効能があったかどうかは定かでは御座いませんが…

一説には、頭痛を収める為、汗を吸い取る為…

など諸説ありますが、本当の病人にはいずれも木綿の手拭を使ったものと思われます。

わざわざ縮緬の江戸紫を用いるところが歌舞伎ならではの様式美といったところでしょうね。

扇屋の抱え遊女、夕霧は深く言い交わした伊左右衛門が、廓通いの果てに勘当をされ、長らく逢えない事から、[恋煩い]で病んでいる…

と云う事から、豪奢な花魁の衣裳とは不釣合いな紫の病鉢巻をしているのです。

名流祭 平成28年  宗山流胡蝶 夕霧 花魁 (4).JPG

 

ちなみに、病鉢巻は左

助六の紫の鉢巻きは[伊達鉢巻き]と言って右に結びます。

伊達男の助六がお洒落でしたものです。

名流祭 平成28年  宗山流胡蝶 夕霧 花魁 (1).JPG

衣裳の事は、次回の清流会の記載の折に詳しく致しましょうね。

 

まずは大幅に遅れている昨年10月の回顧録より…

 

 

1月12日 新年屠蘇式 酉年

2017年1月12日

大寒を目の前に、寒い毎日が続いていますね。

先週の七日、土曜日にお正月恒例の宗山流新年屠蘇式、

並びに新名取免状授与式を執り行いました。

その年のカレンダーによっては松の内を過ぎてしまう事もあるのですが…

平成29年宗山流新年会 (24).JPG

今年はタイミングよく松が取れないうちに新年会となりました。

平成29年宗山流新年会 (25).JPG

毎年の事とは言いながら、やはり新年の顔合わせは皆さんどことなく緊張感が漂って…

余所行きの顔をしていますね。

 

そして今年も又お一人、宗山流に新名取が生まれました。

平成29年宗山流新年会 (17).JPG

越谷教室で要の元で10年以上稽古を続けられた戸張和子さんが…

この度晴れて [宗山流要翠] (ようすい) を取得されました。

月末に開催される秋元総合学院45周年記念、日本の雅…

第14回和楽の会、並びに五月の宗山會第20回記念で新名取の御披露させて頂きます。

要翠さんにとって、大きく羽ばたく記念の酉年になりますね。

 

こちらも又、毎年写している新年会の集合写真です。

平成29年宗山流新年会 (44).JPG

皆様それぞれの御都合があって全員集合する事はなかなか難しいですね。

昨年は参加していらっしゃった蝶吉さんがいない事がとても寂しいです。

今年も宗山流一同力を合わせて、それぞれに意義のある、素晴らしい思い出の残る一年にしたいと思っております。

 

そして翌日8日は、本條秀太郎先生の新年会にお招き頂き…

本條秀太郎先生新年会 (5).JPG

蝶ノ介さんと新宿のハイアットリージェンシー東京に伺いました。

まずは鏡割り…

本條秀太郎先生新年会 (33).JPG

それはそれはそうそうたるメンバーの新年会で…

同じテーブルを囲ませて頂いたのは、主催の本條秀太郎先生

小唄、端唄会の最高峰の栄芝家元…

元黄桜の宣伝で有名な日本を代表するトップ名妓で

小唄、田毎流家元の三浦布美子先生…

民謡歌手の金沢明子さん

同じく舞踊歌謡でもご活躍の高橋キヨ子さん

更に、はぐれコキリコで御存知の成世昌平さん…

何ともスペシャルな顔合わせで御座いました。

 

又お洋服姿の秀太郎先生のサプライズお弾き初め…

本條秀太郎先生新年会 (38).JPG

余りにも流麗で澄み渡った [伊勢音頭] に場内騒然で御座いました。

本條秀太郎先生新年会 (57).JPG

この度も終始御機嫌な本條秀太郎先生でありました。

本條秀太郎先生新年会 (58).JPG

真ん中は三浦布美子さん。

頭は自然色にしていらっしゃいますが…

今月末の NHK 御覧下さいませ

白塗り姿の芸者は、以前とちっとも変わらぬ日本一の美しさです。

本條秀太郎先生作詞作曲による酉年にちなんだ端唄を御披露されるそうです。

とても楽しみですね。

 

今年も幸先の良い新年会を二日続きで幕開けさせて頂きました。

ここから一気に過熱して参ります。

 

皆様も御一緒に、楽しい1年に致しましょうね。

これからを稽古場に参ります。

 

明日からは台湾です。

 

多忙な一年のスタートで御座います。

 

1月元旦 恭賀新年 酉歳

2017年1月 1日

年改まりまして新年のお慶び申し上げます。

今年も昨年に相変わりませず、御指導、お引き立て賜りますようお願い申し上げます。

宗山流胡蝶 夕霧 伊達城傾.jpg

 

初春の門出にふさわしく、快晴の初日の出も嬉しい今年のスタートとなりましたね。

 

皆様はどのような年の瀬を過ごされましたでしょうか。

私は、年の瀬のディナーショーを終え、大好きな山中温泉、かよう亭に云って参りましたよ。

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年間を通して折に触れて伺っている山中温泉です。

今回は二泊三日でしたが、帰りの三十日に薄らと雪が降りましたよ。

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やはり、冬の越前の味覚は何と言っても蟹ですね。

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橋立漁港から上がった絶品の[越前ガニ]

卵を抱いた雌蟹は[香箱蟹]と呼ばれています。

その昔は小さな雌蟹は出荷されること無く地元の皆さんがおやつ代わりに日時を召し上がっていたとの事…

今となっては、ほんの短期間の期間限定高級料理として人気ですね。

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玄関先の門松の飾りが新しい年の到来を待ち望んでいますね。

歳末のひととき、一年を振り返りつつ、のんびりした時間を過ごさせて頂きました。

 

浅草に戻って、早速お稽古場の御鏡餅を飾らせて頂きました。

毎年最後の胡蝶の役目です。

鏡餅 宗山流.JPG

 

 

今年の年越しは浅草のラ・シェーブル さんでワイン乾杯でした。

紅白歌合戦が聞こえてくる店内では、思い思いの一年を振り返って…

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これぞまさしく日本の年末ですね。

胡蝶のお隣に神々しく鎮座ましますのは…

お店のオーナーの田口さんです。

何と大晦日が御誕生日。

まずはシャンパンでお誕生日の乾杯。

 

今回もワインで暮れて、

ワインで明ける一年の始まりです。

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皆様今年も健康に留意して、素晴らしい一年にしましょうね。

 

 

 

 

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